隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

回転扉に挟まれた子供が死亡・・・。報道はビル・メーカーの責任ばかり追求

六本木ヒルズ森タワーの回転ビルに、子供が飛び込んで首を挟まれて死亡した事故が世間を騒がせています。

報道関係はビルやメーカーの責任ばかり追及していますが、とあるサイトで「親の責任は問われないのか?」という質問がありました。これに対する私の見解を少し。

私も、素直に「親が悪い」と思いました。

報道を聞くにつれ、三和シャッターと森ビルの危機管理の甘さが暴露されていますが、それを聞いても「親が悪い」という気持ちに変わりはないです。親はお通夜で森ビルの献花を断ったそうですが「なんと傲慢な」と感じました。

たとえば往来激しい道路の歩道を子供と歩いているとき、子供の手を離すでしょうか?親の危機管理意識が欠けていたことは疑いようがありません。
「一般的に、回転扉はそれほど危険なものと認知されていない」というような主張もありますが、違うと思います。私自身、回転扉で危ない思いをしたことは今までに何度もあり「回転扉は危ないもの」と認識しています。そう思っていない人は、回転扉を通ったことがないか、平和ボケしてるんじゃないでしょうか?

問題は、親の危機管理意識を問わず、森ビル・三和シャッターの危機管理だけを追及しようという報道の姿勢にあると思います。「悪者」を作り出そう、という意識が見え見えです。「悪者」がいたほうがわかりやすいし、視聴率も取れるからでしょう。
今後どのようにしたらこのような事故を防げるか。そこにフォーカスをあてて議論をすべきでしょう。その中には「親の危機管理意識」も含まれてしかるべきだと思います。