隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

ハワイに行ってきました

ということで、何の脈絡もなくハワイ旅行に行ってきました。

海外に行くのは初めてではないのですが、これが私のはじめての海外旅行です。仕事でアメリカにいったことはあるのですが、プライベートでいくのは初めてなのでありました。おまけに、前いったときはアパート住まいだったので、アメリカでホテルに泊まるのは初めてです。ということで、いろいろと気づいた事をつれづれに書きたいと思います。

  • 最初に悩んだのは金のことでした。現金はいくらくらい持っていけばいいのか?向こうでどのように買い物をすればいいのか?
    国際クレジットカードを持っている人なら、せいぜい100ドルくらいで十分だと思います。向こうでは日本円で買い物ができる店も多いのですが、レートが極めて悪くなる(実勢レート+6~7円くらい、つまり6~7%くらい割高になる)ので、カードか現金を使うべきでしょう。国際クレジットカードを持っていない人(そんな人が海外旅行に行くのか?)は、ドルが少なくなったら、両替所が街中にごろごろしていますので、そこで円をドルに両替してからドルで買ったほうが絶対お得です。
    私は、ソニー銀行のMoneyKitグローバルで円高のときにドルを買っておき、向こうでおろして現金を使っていたのですが、MoneyKitグローバルは口座開設に2000円ほどと、半年に1000円ほどの手数料を取られる上、向こうでATMでおろすたびに3ドルほどの手数料がかかるので、よほどたくさんお金を使う人か頻繁に海外旅行(しかも米ドルが使えるところに限られる)に出かける人でない限りそれほど得ではありませんでした。100ドルおろすのに3ドルとられていたら、普通に両替したほうが得ですから・・・。
    T/Cは現金よりもレートが良いのですが、発行手数料(金額の1%)を考えると現金とほとんどレートが変わりませんので(余った分を買い取ってもらうことを考えると若干得か?)、安全性の点を考慮しなければ現金と変わらないと思います。
    ちなみにハワイでは4%強の州税がかかるので、表示価格より高くなります。日本と違って内税表示が義務付けられていませんので、基本的には外税表示になっています。
    ちなみに、小銭は日本にもって帰ってきても(ユニセフの募金くらいにしか)役に立ちませんので、極力使い切りましょう。私は以前アメリカで1月半ほど生活したことがあるので小銭をつかいまくっていましたが、なれない人は特に25セント硬貨(クオーター)のつかい方に戸惑うようです。こういう場合、持っている小銭を全部キャッシャーに見せると要る分だけ取ってくれるようです。なお、めったにないと思いますがもし50セント硬貨(ハーフダラー)を手に入れた場合、値打ちものなので使わずに取っておきましょう。

  • ホテル なんと驚いたことにホテルには歯磨きセットが装備されていません。私の泊まったホテルはハイアットリージェンシーワイキキなのですが、割と高級ホテルのはずなので歯磨きセットくらいあると思っていたのに、なかったのにはびっくりしました。私はどこに行くのにでも歯磨き&洗顔セットは持ち歩く人なので困りませんでしたが、同行者はコンビニで歯磨きを買って使っていました。アメリカ人は歯を磨かないのだろうか?石鹸・タオル・シャンプー・ドライヤーはありました。なぜかアイロンまでありました。
    あと、室内のスリッパが有料(4ドル)だったのにも驚きました。さらに、貸し金庫も有料でした。日本でも(しょぼい宿だと)有料のところがありますが、コイン式などになっているのですぐわかりますよね。私の部屋の貸し金庫は暗証番号式だったので無料と思っていたら、1日4ドルもの使用料がチャージされていてびっくりしました。
    室内着もありません。まあ、寝るのには下着だけでいいとは思いますが・・・。
    あと、日本だとビジネスホテルでさえある湯沸しがありませんでした。フロントに言ったらもらえるのかもしれませんが、私たちはコーヒーサーバーでお湯を沸かしていました。コーヒーパックは有料なのですが、コーヒーサーバーを使うだけだったら無料なんですね。アイスサーバーは各階にあるのに、お湯サーバーがないのも変な気がするなぁ。
    あと、これは私が以前アメリカで体験していたので知っていたのですが、風呂が浅い。肩まで浸かれません。当然ながら洗い場もありません。

  • お茶 ハワイでは「おーいお茶」などのペットボトルのお茶が売りまくっています。ただし、輸入品のため激高です。500mlのお茶が3ドルくらいします。2l入りペットボトルが7ドルくらいだったかな?ホテルに着いたらとりあえずお茶を飲みたいという日本人の習性から考えると、お茶葉(とお茶を濾すもの)を持っていくのがベストでしょう。お湯は、前述のようにコーヒーサーバーで沸かせます。インスタントコーヒーはコンビニでも買えますが、お茶葉は売っていません。もちろん、コーヒー党の方は瓶詰めのインスタントコーヒーとクリープ・砂糖を持っていっても良いと思います。まあ、これは国内旅行でも常識ですからいうまでもないことですよね。ちなみに、私の泊まったホテルでは砂糖・クリープは無料で使えました。ちなみに、レストランなどでもそうなのですが、砂糖には必ずといっていいほどノンファットの甘味料と普通の砂糖の2種類があります。これを、クリープと勘違いして2つとも入れると激甘になりますので注意しましょう。
    あと、スーパーで「Arizona Green Tea」と書いてある現地産らしきお茶があったので買ってみたのですが、なんと蜂蜜入りで甘いお茶でした(よくみたらwith honeyと書いてあった・・・)。安さにつられて勝って失敗でした・・・。

  • ビール・ジュース・飲料水 不思議なことに海外に行っているのに日本製のビールを飲みたがる人が多いようですね。コンビニには日本製のビールがずらりと並んでいますが、輸入品のため当然のことながら激高です。350mlで5~6ドルもします。その点、クアーズやバドワイザーなどの米国産ビールは安い(350mlで1.3~1.5ドルほど)ので、お勧めです。私の舌では、クアーズとキリンの違いは判別できません。私は、近くのコンビニで6缶4.99ドルで特売していたバドワイザーを買って呑んでいました。
    ちなみに、店で飲むとなぜか国内産ビールでも高い(350ml~500mlで5ドル弱する)のは不思議です。
    ジュースも、日本製のものは高いですので、現地産のペプシや、怪しいトロピカルジュースなどを買って飲んでいました。飲料水は、ハワイの場合水道水が飲めるので買う必要はないのですが、機内やバスの中で飲むためであれば500mlのものが99セントくらいで買えます(それ以上するものは輸入品の可能性が高い)。

  • 食べ物 ワイキキ近辺の食べ物は、むちゃくちゃ高いです。ホテルの朝食(いわゆるバイキング方式)が20ドルもするのには驚かされます。私が昼食で食べたただのロコモコは12ドルもしました(ビーチの売店だと6~7ドルで買える)。ホテルの外にでて、裏通りの飯屋さんなどに入ると若干安いですが、それでも10ドル以内で食事をするのは至難です。
    安く食事をしようと思ったら、ワイキキから離れてダウンタウンの中華街に行くのがお勧めです。私も行きましたが、1食5~6ドルで、結構ボリュームがあります。なお、かなり量が多いので、4人だったら2~3人前くらい頼んでシェアするのがお勧めでしょう。ちなみに、中華街では中国語は通じますが、日本語は通じませんのでご注意を・・・。
    ちなみに、私の滞在中の朝食はほとんどインスタントコーヒー+コンビニの菓子パンでした。

  • ワイキキ ワイキキ近辺は、ほとんど日本人観光客でひしめいていて、ぜんぜん海外にきた感じがしません。店などの表示もほぼすべて日本語が併記されているので、まるっきり日本の観光地といった感覚です。ちょっと違いを感じたのは、日本人観光客は一生懸命買い物などをしているのに比べて、外人の観光客はビーチやホテルのプールサイドなどでのんびりと過ごしている点です。このへん、バケーションという概念が日本人にはないのだろうなと思わされました。

  • お土産品 ワイキキでは、免税店でお酒やタバコ以外のお土産品を買うのはお勧めできません。ダウンタウンに繰り出しましょう。アロハタワー近辺のアロハタワーショッピングセンターでは、アロハやTシャツなどのハワイ定番土産品が、ワイキキの30~50%安で買えます。ダウンタウンは日本人も少なく、日本語もあまり通じないし、日本語の表示もあまりないので、ちょっと海外に来た感じがして楽しいです。
    ダウンタウンの商店街には、日本では売っていないような怪しいブランドのハンドバッグや化粧品などが売っていますので、プレミアムがあるかどうかは別として、お土産品としては面白いと思います。ただ、お土産用にラッピングをしてもらうことができませんでした。
    いってないのでわからないのですが、ハワイ最大といわれるアラモアナショッピングセンターも高いんじゃないかな~?買い物に行く人相当多いみたいですけど。

  • コンビニVSスーパー ワイキキにはABCストアというコンビニがひしめいています。1件のABCから200メートルも歩けば、またABCがあるといった具合です。泊まったホテルの近くにフードパントリーというスーパーがあったのでいってみたのですが、なんとビールやジュース・お菓子などはABCのほうが安い。日本の感覚でいくと、コンビニよりスーパーのほうが安いと思うのですが、ハワイではコンビニのほうが安いのです。さらに、ABCでは店舗ごとに特売品があり(上記のバドワイザー6缶4.99ドルも特売品)、これは間違いなくどこで買うより割安です。
    スーパーは、長期滞在する人が料理の材料を買出しに来るところだという認識で間違いないと思います。

  • 交通 ワイキキ・ホノルル近辺をうろつくだけなら、有名な「トロリー」に乗るのがおそらく一番でしょう。日本語での案内もあるので安心です。日本で滞在期間中トロリー乗り放題のパスを買うこともできます。
    「The Bus」は2ドルでどこまででもいけるし、乗り継ぎ(Transfer)を使えばオアフ島のたいがいの場所までいける優れものなのですが、運転系統がかなり複雑ですので、事前にちゃんと調べてから乗らないとえらい目に遭います。
    私たちは行きはバスでホテルからダウンタウンに行ったのですが、帰りは面倒なのでタクシー(The CAB)を使いました。タクシーは日本に比べるとかなり割安で、初乗り2ドルほど、私たちは4キロばかり乗ったのですが14ドルほどでした。
なんか、お金がらみの話ばかりになってしまいましたね。もっと楽しい話は書けんのか・・・。