隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

シャリオグランディス、大破。

年末に事故を起こしまして、愛車「シャリオグランディス」が大破しました。
三菱は不祥事続きだし、ディーラーはいまいちスキッとしない対応だしで辟易とはしていたのですが「シャリオグランディス」は愛車で、燃費が悪いということを除いては満足していたので、残念・・・。

いま、いろいろとミニバンを調べていても、なかなか「シャリオグランディス」に匹敵する満足度を達成した車は少ないです。まあ、実際に乗り回してみたわけではないですからいろいろと文句が聞こえてきそうですが(コメントほしい)、とにかく「シャリオグランディス」には満足していたのです。
一応お断りしておきますが、最近モデルチェンジされた「グランディス」ではなく、「シャリオグランディス」です。「シャリオ」とはまったく違う車なんだからわざわざ「シャリオ」つけなくても~、と思ってはいましたが(長ったらしいし)、ようやく三菱も「シャリオ」をとったかと思ったら、これがまた「シャリオグランディス」とはまったく違う車になってるしで、私は「シャリオグランディス」と、長いなと思いながらでも打たざるを得ないわけでして。

何が気に入っていたかというと、まず全長が短い。といっても4.58mほどあるわけですが、ライバル車(相手は思ってない?)のオデッセイが4.7mあることを思えば相当短く、ミニバンとしては最高レベルの乗り回しを実現できていたと思います。オデッセイを運転した人がみな「バスを運転しているみたい」と文句をたれていることを考えると、「シャリオグランディス」の乗り回しに対して文句をたれる人は少なかったのです(それも、「グランディス」になってオデッセイ並みの全長となり、破綻しましたが)。
あと、ミニバンとしては3列シートが売りものな訳ですが、なかなか「3列目シートの居住性が善い」ミニバンというのがなかった。3列目シートがリクライニングできるのって、割と珍しいんじゃないですかね?まあ、エスティマとかエルグランドやらは、車体自体がでか過ぎ建設ですから論外としても、オデッセイとか、トヨタのガイアでもできなかったわけでして(今は知らんが)、「全長がオデッセイよりも短いくせに、3列目で実用的な居住性を実現している!」というのは驚きだったわけです。私は、実際に6人乗せて700kmのドライブをしたことがあるのですが、3列目シートに乗っていた人からも居住性にたいする不満の声はありませんでした。

今となっては微妙に軟弱になった「グランディス」しか新車では買えないかと思うと、寂しい限りです。特に最近では、ミニバンは車幅1.7m未満の5ナンバー車が主流(それ以上でかいサイズはエスティマやエルグランドなどの「でかミニバン」)になりつつあるので、わが愛車「シャリオグランディス」と同じようなコンセプトのクルマはもう出てこないんじゃないですかねぇ・・・。
「シャリオグランディス」につづいてマツダが「MPV」をだしてきました。このクルマも私は結構好きなんですが、デカい。これほどデカいならエスティマ買う。高いけど。

で、私は7人乗りのクルマを乗り回していてひとつの事実に気づきました。

実際に7人乗せることなんて滅多にない!

ということです(離婚もしたことだし・・・)。というわけで、今度は「デカいクルマ」はやめることにしたのです。燃費的にも不満だったし。
最初は「モビリオ」だと思っていました。やっぱり、7乗りへの郷愁(?)は捨てがたく「基本は5人乗りだけどがんばれば7人乗れる」というクルマをイメージしていたわけです。このコンセプトで考えると

  • モビリオ
  • シエンタ
  • キューブキュービック

てなあたりが選択肢に上がってきます。
ただ、私は日産車には乗ったことがないのでキューブキュービックはあまり考えに入っていませんでした(デザインは割と好きですが)。シエンタは、デザインが女性的すぎ、食指が進みませんでした。気分的にはモビリオ~!てな感じになっていたわけですが、とある人から

ホンダ車はダメだよ

といわれたので、あっさり挫折。ではシエンタにしたのかというと、結果としてはスパシオになりました。
そう、あの「スパシオ、スパシオ、スパシオ!」のスパシオです。
しかし、本当にのれるのかどうか怪しい3列目シート、やっぱりミニバンに比べると狭い2列目シート、思ったより悪かった燃費などから、若干後悔気味です。

やっぱり、割り切って5人乗りにすべきだった・・・。ラクティスかイストにしといたらよかったかな~(ファンカーゴはデザインが嫌)、と思う今日この頃です・・・。