隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

結婚式のお祝い金って

OKWaveなる教えて&答えるサイトに私は出入りしていますが、その中のやり取りで最近気になったテーマです。

OKWave 交通費負担の場合、ご祝儀減額してもいいのでしょうか?

この中の誰が私とは申しません(申せません^^;)。が、わかる方にはわかると思います。
もともとのテーマは、「往復交通費が1万円かかるから、お祝いは(通常3万のところ)2万円でいいでしょうか?」という質問です。
私の最初の感想は「そんなものは自分で決めればいいことじゃん」というところです。いくらのお祝いをして、相手がどう思おうと結果責任です。自分がしたいように、出来る範囲ですればいいこと。ところが、質問者は
  • 2万円では後ろめたい気がしている(ケチと思われたくないという見栄)
  • といって「都合で出られない」とうそをついて欠席するのも後ろめたい(冷たいとおもわれたくないという見栄)
  • しかしその友達(なのか?)のために3万円を出してやる気はない。(そこまで思い入れのある友人ではないという本音)
この3つが交錯して、自分の中で整理がつかないのでしょう。
それで、皆から「2万でもいいんだよ、とにかく出席しておあげ」などと励ましの言葉をもらい、自分を納得させたかったのでしょう。

彼女には、ケチといわれようともとにかく結婚式には出席して祝おうという思い切りも、1万くらいなんとかやりくりする思い切りも、いっそのことそんな程度の友達なら結婚式を欠席すればいいという思い切りも、そのいずれもかけていました。いい子ぶりっ子(偽善者)の彼女にはそのどれも選択できないようです。
結婚式に行くからにはいいカッコしたい(3万円包みたい)。
でも家計に無理をかけてまで祝ってあげたい相手じゃない。
でも欠席して「冷たいヤツ」と思われたくもない・・・。
はっきり言って、自分の都合ばっかりです。
そこには「祝おう」という純粋な意図がまったく感じられませんでした。
なので、私は「欠席すれば?」といってやりました。
ここで、「そうですね、そんな程度の思いだから欠席すればいいのかもしれませんね」とでもコメントすれば可愛いのですが、「そんな簡単に割り切れるものでしょうか」と来た。人を悪者にして、自分の心の闇から逃げようとしています。彼女に対して純然たる祝いの心をもてないのは、彼女自身の問題なのに、そこに真っ向から向き合おうとしない姿勢に私はちょっとむかついたので、「偽善者」といってやりました。
彼女の捨て台詞が少し笑えたのは「偽善者といううがった見方をする人がいるので・・・欠席します」でした。
おーい、1万なんとかやりくりするとか、別に「ケチ」といわれようと2万で許してもらうとか、ほかにもいっぱい選択肢は有るのに「偽善者といわれたから・・・欠席」なのかい!?
自分から逃げるときにでも人を悪者にしないと逃げられない・・・。
困ったお嬢ちゃまでした。