隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

良識派陸マイラー

自分で言うのもなんですが、私は「良識派陸マイラー」です。

以前のエントリにも書いたような気がしますが、今年の6月にANA JCBカードを作って、せっせとマイルをためています。
今年、なんとか「スターα」の基準である年間100万円を達成することができそうなので、来年からは100円1.5マイルの割でマイルをためることができます。

ちなみに、私自身はいろいろ調べて知識は持っており、以前のエントリにも書いたとおり「まいぺポイント2倍取り」や「Edyぶん回し」といった技も知ってはいます。しかし、私は「グレー」と思っている技は、使わないポリシーですので、これらの技は使わないことにしています(一応、持っている三井住友のプロパーカードはまいペイす設定してますが、年会費節約のためです)。

知らない方のために解説しておくと、

「まいぺポイント2倍取り」
三井住友VISA(ANA VISA含む)の自動リボ払い機能である「まいペイすリボ」を契約すると、ポイントが2倍になります。これを契約すると、仮に店舗で「一括で」といっても勝手にリボ払いになります。リボ払いになるとカード会社は手数料がもらえますので、その分ポイントを割り増してくれるというわけです。
しかし、この返済額はネットや電話で変更することができ、全額を翌月に支払えば手数料は発生しません。つまり、リボの手数料を払わずにポイントだけ倍もらうという技です。

「Edyぶん回し」
楽天カードは、100円で1 ポイントの楽天ポイントが付きます。これは0.5マイルに相当します。しかし、この還元率はそれほど高いものではありません。
通常、楽天カードは引き落とし口座を設定する必要があるのですが、これを設定せずにいるとコンビニ払いの用紙が送られてきます。
この支払いを、Edy支払いで代行収納できるサークルKサンクスなどにもって行き、ANAカードなどでEdyチャージしたEdyで払ってしまうのです。
そうすると、Edyチャージ時のポイント100円1マイル(まいぺだと2マイル)に加え、楽天ポイントで0.5マイル相当のマイルが得られるため合計100円2.5マイルの還元を得られるという技です。

というものです。
上記は公には合法的な行為だとされていますが、私的には偽計業務妨害または詐欺に相当してもおかしくない行為だと思っています。
というのは、まいぺにせよEdy チャージへのポイント付与にせよ、本来は「ちゃんとした使い方で買い物する」ことを前提にされているものなのです。まいぺであればリボ手数料に対するキャッシュバックがポイント2倍なのであり、EdyチャージであればEdyで買い物することに対するキャッシュバックがチャージポイントなのです。実際に消費していない「代行収納」に対してEdyでの支払いを行うのは、相場で言えば「見せ板」のような行為だと私には感じられます(ちなみに、「見せ板」は証券取引法上立派な違法行為です)。

昨今、こういうモラルハザードというか、自分さえポイントをたくさんもらえればよいと考える連中が多く、非常に辟易とさせられます。過去には「Edy永久機関」や「ライフ砲」といった、明らかに詐欺や偽計業務妨害に相当する行為が横行していたこともあり、これにより詐取されたポイントは相当な量に上ると思います。

このしわ寄せは、善良な利用者に帰ってきます。

たとえば、今年の12月16日から、私も使っているANA JCBカードのEdyチャージに対して、ポイントが付かなくなるそうです。
上で書いたような「Edyぶん回し」などで、Edyチャージ用にこのカードを使っているバカどもがたくさんいたためでしょう。
おかげで、普通にEdyチャージして普通に使っている私のようなものが、損をするハメになります。カード会社は、そのような使い方をしていた連中から、ポイント分の損害賠償を請求してもいいくらいだと思います。

カード会社と利用者の関係は、Win-Winの関係でなければなりません。
利用者は、便利な決済手段を使わせてもらい、カード会社は、利用額に応じて手数料を店舗から徴収する。徴収した手数料の一部は、利用促進のため利用者に一部還元される(これがポイントです)。
そうしなければ、カードを使うことのインセンティブは減っていき、カード市場自体の減退にすらつながりかねません。今、グレーな技を使っている人は、それが自分の首を絞める行為だということを自覚してください。
このモデルを逸脱し、利用もしていないのにポイントだけもらおうとか、利用した以上のポイントをもらおうという、浅ましい根性を持った人間が少しでも減ってくれないかなと、切に願っています。

赤字部分:11月10日加筆修正

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