隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

スラムドッグ$ミリオネア

ということで肩書きに弱い私は、アカデミー賞8部門受賞という鳴り物に負けて見ることにしました。
先月末くらいからレンタル開始したので、一応最新作です。

ほぼ同時期に「天使と悪魔」もレンタル開始していたのですが、近くのGEOに借りに行くと「天使と悪魔」は棚1個分あったのに、「スラムドッグ$ミリオネア」は棚半個ぶんしかありません。しかも「天使と悪魔」はあと3個しか残ってなかったのに、「スラムドッグ$ミリオネア」はたくさん余っていました。

「おまえらわかっとらんな」といいながら「スラムドッグ$ミリオネア」を借りたのですが、結果は・・・。「う~ん」って感じでした。

まあそれなりに面白いのは面白かったのですが、
  • 演出・撮影技術が2流
  • クイズと過去の追憶が平行で進行していくため、しっかり見てないとストーリーがうまく飲み込めない
  • 特にびっくりするような展開がない
  • インドの貧困が実感できないので感情移入しにくい
  • クイズがほとんどわからない
  • 司会者が主人公に対し悪意を持っている背景が明確に示されていない
とまあ、文句ばっかりですが・・・。

ほんと面白いのは面白かったのですけど、感動の超大作、といわれてみてみると「う~ん」って感じになってしまいました。
妻とも「おくりびと」のほうがおもしろかったなぁ、と同意していました。

ということで、来週は「天使と悪魔」観ます。