隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

原発事故は国民全員で背負わねばならない

電力会社がなければ電気は使えない。たくさんの電気を求めたのは国民です。
一部に東電や政府に騙されたかのように主張する人がいます。もちろん、一義的には東電は責任を免れますまい。しかし、そもそも電気を求めたのは誰ぞや?外ならぬあなたであり私であります。
東電が(うちは関電だが)電気もっと使えと、押し売りに来ただろうか?勝手に大量に電気を使ったのは、国民です。
電力会社は、それに応えて電力を作らざるを得なかったということから目を逸らし、自身にはまったく非はないと主張し殊更に政府や東電の責任や失態を追究ばかりしている輩は、見苦しいとしか言いようがありません。
電力会社を親に例え自分は子供だと主張し、親が「飯食わせてやってるんだから口答えするな」と言っているようなものだと、稚拙な例えをしていた輩がいましたが、論理のすり替えでしかありません。
自身の責任から目を逸らす行為は、つまるところ原発は絶対安全と主張する無謬主義となんら変わらないと思います。
結局そのような考えでは、日本は変わって行かないのです。そういう態度の反対主義者が、現在の原発の利権構造や隠蔽主義を助長している面は否めないと思います。