隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

NHK、未契約者まで提訴?

今気づいたのですが、このようなご相談が非公開コメントに入っていました。

初めまして。
以前のNHKの受信料、契約などについての見解は
大変参考になりました。
しかし、今回NHKは「未契約者」に対する提訴を行った、
というニュースを知り、ショックを受けています。
案の定、今日地域スタッフがやってきました。
今、具合が悪くて玄関に出られない
と言って帰ってもらいましたが、又来ると言い残しました。
それを考えるだけでびびってしまって
胃が痛んでいる状態です。
こんなに精神的に苦しいなら払えばいいのですが
しかし今、非常に経済的に苦しいし、
何よりあんなNHKに支払うのが悔しいというか、
納得が出来ません。
見てないものに、スクランブルでもして見られないようにすれば
公平なのに、それはせずにひたすら「契約しろ」と
強圧的、脅迫的にゴリ押ししてくるのは
本当に耐えられません。
未契約でいると、都内の五件のように提訴されるでしょうか。
相談する所が無いので
精神的に追い詰めれています。
いきなり長文で申し訳ありません。
私自身の見解としては、提訴自体はありえない話とは言えないと思います。
実際、嫌がらせで提訴ということが(訴権の濫用といいます)、悪質な業者によって行われている例もあるようです。

しかし、NHKにとっては残念ですが、日本の司法にまだ良心が残っていれば裁判で負けることはほぼないでしょう。
前から書いている通りですが、こういう動き自体が「脅し」に他ならないのです。
あなたのように、恐れてお金を払う人があらわれてるように仕向けているのです。カツアゲと同じです。

もしNHKが本気なら、日本国民全員を相手取って裁判をすればひと手間で済む話です。
なぜわざわざ、ちょっとずつ訴訟をする必要がありましょう?
また、提訴だなんだと言いながら、実際に行われているのは支払督促だの少額訴訟だのと言った、ショボい金融屋のやるようなことばかりです。実際に裁判まで行ったという例を、私は聞いたことがありません。

裁判で「契約しろ」とやられたら、「分かりました、じゃあ契約しますので契約書を交わしてください」と言ってやればいいのです。裁判官は和解として事件を終わらせるでしょう。契約条項を一緒に考えているほど、日本の裁判所も暇じゃないのです。

NHKは契約書を交わすことなんて考えてないですから、ひっくり返りますよ。

また、裁判で「契約する」と決まった契約をしないのは、死刑が確定した受刑者を、法務大臣がサインしないからという理由で死刑執行できないのと同じです。この状態は違法ではありません。だから天下の法務大臣(法律の大元締め)が大きな顔をしてやっているわけです。

野党がよくやる「牛歩戦術」ってやつです。それで、死ぬまで契約しなきゃいいのです。

まあ、NHKの受信料なんてタカが知れた額なんで別に払ってやっても構わないし、それすら払えないと言うなら「金がないから払えない」と言ってやればいいことです。

私は、そういうユスリやカツアゲのごときやり方に対しては、たとえ1円でも払いたくないので、払っていないだけです。

NHK受信料のことごときでそんなに悩まないでください。
あなたの能力を、もっと建設的で有用な事に使ってください。