隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

【統合医療】歯ぐきから血が出ると・・・?

今日は「瀉血療法」をテーマに書いてみたいと思います。「瀉血(しゃけつ)」というのは、体に傷をつけて血を出す民間療法のことです。
この瀉血療法、現在でもやっているところではやっていて、実は大変効果も高い療法なのですが、あまり流行っていません。というのも、行為自体が(医師以外が行うと)「傷害罪」になる恐れがあり、そこまでのリスクを犯してこの療法を敢行する治療家が激減してしまったからに他なりません。

ご存知の通り害のない民間療法や代替療法ですら「医療利権」の側からみると目障りな存在でありますから、このような犯罪に相当する行為が攻撃されないはずはありません。ということで、非常に残念ながら、今後ちゃんとした治療家に瀉血療法を受けられる可能性は大変低いと言わざるを得ません。

ちなみに私は、もう亡くなった親戚のおじさんに瀉血療法を受けたことがあるのですが、とても効きました。

ですがにわか仕込みの治療家に瀉血療法を受けるのは大変危険ですし、ましてや自分で勝手にやるのはもっと危険ですので、厳に謹んでください

今日こんなことを書き出した理由は、体から血が出るということは悪いことではなく、むしろいいことであるということをお伝えしたいがためです。

例えば、歯ぐきから血が出ると、西洋医学では「なんらかの病気の症状」と考えます。そして、歯槽膿漏だとか白血病だとか、いろいろ考え出します。
しかし、統合医療ではこれは「瀉血」の一種であると考えます。つまり「体の中の悪い血が勝手に排出された」と考えます。私はこれを「自己瀉血」と読んでいます。

自己瀉血の例には枚挙に暇がなく、鼻血や喀血や切り傷や痔などがありますが、基本的には血は必要なだけ出ていつかは止まります。なので、血が出ることを心配する必要はないのです。
もちろん、ごく一部には止血をしないと危険な疾病や傷害があるのでしょうが、それは全体のごくごく一部、たぶん0.00何%とかとんな割合でしかないでしょう。それに、失血死を心配しなければならない状態ではそんな心配をしていられないでしょう。

何が言いたいかといいますと、身体から血が出ることを過度に恐れる必要はないということです。
先ほども書いたとおり、血は必要なだけ出ていつかは止まります。まあ、血で服が汚れることを心配することくらいは必要かもしれませんが、命の心配はないというか、むしろ血が出ることによって病気が治るわけですから、喜んでいいくらいなわけです。

あまりオススメはできませんが、リストカットは自己瀉血の一種ではないかと私は考えています(私はしたことがありませんが)。手首を切ったくらいで人は死にませんので、リストカットの目的は「悪い血を出す」ことなのだと思います。実際、リストカット体験者の多くが、血を流すことで心の落ち着きを取り戻すと語っています。

私が心配なのは、血を流すことを過度に恐れることが心の負担となり、かえって病気を悪化させかねないことです。血を流すことは確実に病気を改善させるのに、それを恐るがために逆効果になってしまうことです。

要は、歯ぐきから血が出たら「もしや白血病・・・!?」とか毎日ビビって暮らすのではなく、「悪い血が出て良かった~!」くらいに思っておけば良いのだと、そういうことを言いたいのです。

ちなみに、私は昔からよく鼻血が出て「何かの病気じゃ!?」と言われて来ましたが、別になんの病気にもなっていません。今は時たま喉から血が出ますが、血が出た方が割と好調になります。

商業主義と結びついた不安心理を煽る「医療利権」のネガティブキャンペーンの結果、確実に病人は増えていると思うのですが、こういう正しい知識を手に入れて、楽しく人生を生きて行って欲しいと思います。