隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

共感を受けたRT集

ツイッターには「公式リツイート」と言う機能がありますが、FC2ブログでは公式リツイートしたものをツイートまとめに入れてくれません。何を言っているかよくわからない私のツイートは公式リツイートに基づいていることがあります(言っている内容自体がよくわからないという説もあるが)。


以下、共感を得たリツイート集です。
かなり面倒なので、シリーズ化するかどうかは謎です。Togetterとか使ったら簡単にできるのかもしれませんが、不勉強でよく知りません(^^;)

結論を出してしまわないこと、両論を二人の巨人に仮託して、二人の終わらぬ議論の形にとどめること。これは知性を賦活させるための智慧だったと、内田先生。どちらかに「最終決着」をつけることで知的負荷は軽減されるが喪われるものは大きい。 -- Fumi NISHIMURA (@fuminishimura)

本ブログでもシリーズ的に議論している内容に近いです。物事に簡単に白黒をつけてしまうのは、その場ではなんとなくの気持ちよさや優越感を味わうことはできますが、そのことで失っているものも多いと思います。

最近メディアや金融の方に取材を受け、「なぜ日本のエレクトロニクスは負けたか?」に答えると「うちも同じです」。真面目にコツコツ仕事をするけど、ともすると重箱の隅でスピード感が無い、意思決定も遅い、はどの業界も同じよう。取材の最後は「同じ悩みを抱えているようですが、頑張りましょうね」 -- 竹内健 (@kentakeuchi2003)

意思決定の遅さ、スピード感の無さは感じます。今後、重点的に改善していかねばならないところでしょう。

今、そういった新しい『神話』が必要とされているのだろうか。ラノベ等でバラバラに語られているストーリーの集大成と言うか。『大きな物語』は崩壊してしまったとか言う話も聞いたことがあるが、再構築されるのか。いや、そういう話は良くわからないんだけど。 -- steel_eel (@dancing_eel)

壊したり再構築されたりが繰り返され、現在は壊されて行っていると言うのが私の見方で、それを大きく(カール・グスタフ・ユングのように)再構築する人があらわれるのでしょうか。ブッダやキリストの時代に比べると、物事ははるかに複雑性を増しています。科学技術・医療技術の台頭も無視できない問題です。スーパースターの登場は皆が切望しているかもしれません。
元のツイートは私の受けたインスピレーションとは全く別の意図で書かれているのだと思いますが、実は本質的なところではつながっています(ユングの受け売りですが)。

結局、精神的な弱さで、自分とは違う他者を認めてその他者とやり合っていく強さが無いから、全部「自分」にしちゃわないと安心できない。原発問題での「安全厨」vs「危険厨」でも「科学的」vs「非科学的」でも皆同じ。自分と違う存在があると不安で仕方が無い。だからそれを認められない。 -- 青谷三郎 (@aotanisaburou)

なかなか示唆深い考察だと思います。この膠着状態をどう乗り切れば、明るい未来につながっていくのでしょうか?

「愛着」に関わるようなものは「商品」にはなり得るけれど、大量につくるための効率化がやりにくい。徹底的に「人の手」を要求するものです。工業社会は「人の手」を要らなくする方向に進歩してきたのですが、「作品」を生みだしたいという場合には、面倒で非効率であっても、「人の手」が必要です。 -- 糸井 重里 (@itoi_shigesato)

「価値」を産み出すのはいつの時代も「人の手」だと思います。これは、作品に限らず製品やサービスでも同じだと思います。そう考えると、「価値」を産み出すと言うことと「お金を得る」と言うことは切り離して考えることが出来ると思います。しかし「お金を得」れないと「価値」を産み出す活動の継続に支障をきたします。難しい問題ですね。
皆が楽せず働こうと思えば、そういうことにはならないのかもしれません。