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隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

バブル期サラリーマンの典型Chikirin氏が支持される理由

最近人気に陰りが出てきていますが、相変わらずChikirinの日記は大人気です。

最盛期の記事など、私も思わず納得というものもありましたが、この方は本人も書いておられる通り単なる「バブル期のサラリー(ウー)マン」で、割と目いっぱいバブル期の恩恵を受け今も受け続けている(企業年金とか、退職金とか)ただの「元サラリーマン」なわけです。

学費援助で世間を騒がせた人と同じで「ネットでの知名度を元にひと儲け出来たらラッキー」と言うのが率直なところだと思います。
でも残念ながら、元サラリーマンの血でリスクのあることもできない。だから別に事業をしているわけでもないしどこかの企業に顧問になってくれとも言われない。

年齢的にも還暦を過ぎていると書いておられる通り、もう脳細胞にも陰りの見え始める時期であります(実際には20歳を過ぎたら老化が始まるそうですが)。

この方のキャリアと言うのはあくまで「右肩上がりの経済成長に下支えされたサラリーマンのキャリア」以上でも以下でもありません。そういう意味では、彼女のキャリアはうちの会社の定年間際の社員とそう大差のないものと言っていいでしょう。実際、海外赴任経験のある人もいるし出張でファーストクラスに乗ったと言う人もいます。サンノゼに駐在したりムンバイに駐在したりと言う人もいます。社内にはアメリカ人やイギリス人、インド人などいろんな人がやってきます。世間の見方が優れている人もたくさんいます。Chikirin氏との違いはあくまで、ブログで情報発信しているかしていないかだけの差です。

一緒にお酒でも飲みに行けば、いろいろ話を聞かせてくれます。

でも、今の人はお酒を飲みにも行かないし職場の先輩とか上司なんてプライベートではあんまりお付き合いしたくないと思っているのかもしれません。でもそれでは世代間の情報伝承と言うようなものが、全く行われなくなってしまい、日本の企業文化は喪失することになります。

そういう部分に危機感を持っている若い人が、Chikirin氏の言説をありがたがって読むのかもしれません。

しかしながら、割と読みやすい文章を書けると言う以上の彼女のアドバンテージと言うものを、私には見出すことができません。なので「尊敬する」とまで言っている人を見るに至っては、ちょっと将来誰かに詐欺られたり新興宗教にはめられたりせんかいな~、と不安になります。

彼女の言う通り「自分のアタマで考えよう」。

ちょっと前に失言騒動があり、ネットをにぎわせていました。いわく「自分の子供を工場なんかで働かせたいのぉ?」(ちょっと誇張)みたいな感じの事をTwitterでつぶやいたそうですね。

竹内健先生と対談までしといてそれはないやろうさ、と言う気は私もしたのですが、わたしは「まあ所詮おばあさんの言うことだし、いちいち気にしてたらきりないよな」とスルーしていました。

するとネットでは半炎上状態。一時期の吉本ばななみたいになっていました。

ま、もともとネットで何書こうが自由なんですから、「おちゃらけ社会派」とか良くわからないキャッチフレーズを標榜してるから何書いてもいいといった自己欺瞞は、別に不要な気がします。

それが事実だとすれば、ますます個人の情報取捨選択能力が問われる時代になったと言うことが言えるのかもしれません。