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隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

【統合医療】中村天風の病気のとらえ方

病気になるのは、心と体の使い方を間違えているからだと中村天風は説きました。

「心と体を正しく扱えば、病気が治るばかりではなく超能力じみた力さえ使える」

と言うことを、天風は自分自身の身で持って表していました。

では「正しい」とはどういうことでしょうか。

「正しいことは100人中99人が間違いと言っても正しい」と言うのが中村天風の言葉でした。

「議会は重宝なところだよ。あそこくらいじゃないか、間違っていることでも人数が多ければ正しいことの様にされちまうのは」

本当に正しいことは、人から教えてもらうことではなく、心の中にその「こと」を思い浮かべたときに、どこからも反対の気持ちが起こらないことだと言います。

しかし、現代日本人の心の中はごちゃごちゃに汚れていて、自然に「こと」を思い浮かべると言うことがまず出来ない。これを整理する方法を「観念要素の更改法」と言いまして、簡単に言うと

  • 夜寝る前、心の中をきれいにする。ピカピカの宝石のように(これを実践するため、実際に枕もとに宝石を置く人もいます)。「今日一日、無事生きれたことに感謝します」と言う。
  • 不平・愚痴・悪口の類を言わない。「痛い」は言ってもいいけど「痛い、こんちきしょう」は言っちゃダメ。本当は言うだけじゃなくて思うだけでもダメ。
  • 取り越し苦労しない。起こってもいない事で心配しない。
  • 鏡に向かって「お前はもっと意思の強い男になる」と言った自己暗示をかける
  • 朝起きたときに手を合わせて「今日も無事起きさせていただいてありがとうございます」と言う
実はこれだけです。これを毎日地道に続けていけば、いずれは「正しい心の使い方」「正しい体の使い方」が出来るようになってきます。

そして、これが病気にならない方法であると同時に、病気を治す方法でもあるのです。

特に「寝る前に心の中をピカピカにする」のと「取り越し苦労しない」と言うのはとても効果があります。
全部難しいのですが、それぞれをちょっとづつやっていくことで、全体の関連的なものが見えてきます。

よく、中村天風は「ヨガで病気を治した」と語られるのですが、もちろんヨガの効果もあったのですが、こういうインド哲学的な思考様式の変容も、治癒に寄与した可能性が高いのです。

ヨガと言っても、変なポーズを取るヨガではなくて、座禅と瞑想、呼吸法が基本だったようです。

あと、インドの粗食(たぶん日本のカロリーの10分の1くらい)も、回復にだいぶん寄与したようです。

とは言え、中村天風はもともとかなりの「整体」(整った体)の持ち主だったので、座禅と瞑想を軸に捉え、呼吸法(クンバハカ)すら補助的なものととらえていたようなのですが、まあそこは天才の感性です。

我々のような「歪体」(わいたい)では、まず「整体」に戻す努力も必要になってまいります。

そのためにオススメしているのが「自力整体」なのですが、これについてもまた書いていきたいと思います。