隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

【統合医療】究極の不妊治療

私が友人夫婦に、ひとこと言っただけででその数ヶ月後には子供を授かってしまったと言う魔法の言葉があります。

「子供が産まれたら二人だけの時間がなくなるから、今の時間は天からの授かりものと思って楽しむのが良いよ」

実際、自分の子供が小さい時で子育てに追われている時間で「二人だけの時間を持ちたいと思っても持てない」という気持ちがあった事は事実です。ある意味、子供のいない夫婦がうらやましい気持ちすらありました(笑)。

プラス、私たち夫婦は湯の峰温泉という霊泉で子供を授かったと勝手に思っているので「二人で温泉にでも行くと良いよ」とも教えてあげました。

不妊治療まで考えていた二人に対して何ともノー天気とも取られかねない発言ではありましたが、結果論とは言うもののめでたくお子様を授かられたようです。

私たち夫婦も、決して若くはないにもかかわらず結婚3ヶ月で妊娠(たぶん3回目くらい)という偉業(笑)を達成しており、我々の発言はお二人にとっては決して軽いものではなかったと思います。

まあ、結果オーライと言ってしまえばそれまでなんですけど、物事に対する納得感と言うのはとても重要です。「子供ができずに苦しい」と思うより「夫婦二人でいろいろ楽しめていい」って思ってしまうのがいいと言うことです。

良く「子供ができないからと思い悩まないで」と言うアドバイスはありますけど、逆に「子供がいないからこそできることを今のうちにやっておきや!」と言った方が効果があるようです。

不妊治療を行っている人はやはり「子供ができない事」を思い悩んでおられるように思います。ちょうど、友人夫妻もそこに陥りかけていたようです。それを我々が救ったなどと言うのはおこがましいのですが、ある程度役立つアドバイスができたと言う実感はあります。

少年漫画とかに出てきますけど「逆境を楽しむ」って感じです。

中村天風によると実はあらゆることで同じことが言えるそうで、たとえば「暑くてたまらない」ではなく「暑くて余計に元気が出る」と言う風に考えると良い、とおっしゃっておられます。この「気の持ちよう」により不治の病すら克服した人の言うことには説得力があります。

病気とかにしても同じことです。私など人間ができていないので、子供をすぐに病院に連れて行きますが、たいていの場合放っておいても問題はないのです。子供は苦しくてもいちいち思い悩んだりしませんので、放っておくと治ります。

これが大人になると、余計な事を思いめぐらせたり周りの雑音が気になって、自分で自分を苦しめる結果になる例は枚挙に暇がありません。

究極のKY(空気読めない)が究極の不妊治療なのかもしれません。