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隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

債務不存在確認訴訟を起こされました

いまだ弁護士に委任していないのですが(とある弁護士に委任しようとしたのですが、理由不明のまま断られた)、その間に「債務不存在確認訴訟」を起こされてしまいました。

普通はこちら(被害者側)が「債務の履行」つまり金を払えという訴訟を起こすのですが、先月送付した内容証明がよほどこたえたのか、相手側弁護士事務所があわてて債務不存在確認訴訟を起こしたようです(訴状の日付からみて、内容証明が送達されてすぐ訴訟を起こしたようです)。

原告(法人)代表は相当ビビっているようです。

狙いは、次の3つのうちいずれかです。

1)ハッタリ。相手を脅かして下ろす作戦。

健康被害の被害者が、訴訟など起こされたら普通はビビります(というか、意味が理解できない人が大半でしょう)。まさに「泣きっ面に蜂」です。
いわば、殴って相手をけがさせた人間がうずくまっている間に「けがなどさせていないだろう!わかったんだな!」と言い寄るようなもので卑劣なのですが、日本では民事訴訟法上これが認められています。弁護士にとっては使い勝手がよいものなので、多用されるようです。

2)期間を制約してこちらに証拠整理などをさせる時間を削る。

債務不存在確認訴訟を起こされた場合、仮に反訴(反対に債務の履行を訴え出る)をしても口頭弁論(裁判所に集まって意見を戦わせること)の日程は同じままです。変更の申請もできますが、裁判所の事務に影響をきたすわけなので裁判官の心証は悪化します。相手もその分時間を制約されるわけなので、もろ刃の剣ではあります。

3)裁判所の心証を良くする。

裁判所は最初に訴え出た人間の方を正しいと判断する傾向があるそうです。おかしな話ではありますが、訴え出るということはお金もかかることなので(最低でも数万の印紙は必要)、そこまでして訴えるということはそれだけ訴え出た人が自分は正しいのだと確信しているのだろうという思いを与えるのは間違いないようです。

相手は法人で潤沢な資金をもち弁護士に委任しています。仮に敗訴しても払う金ははした金です。
こちらは個人で金もなく、弁護士もうまく見つからない始末です。弁護士事務所間に何らかのつながりがあったので、体よく断られたのかもしれません(まあ、弁護士同士、何らかのつながりはあるはずでしょう)。

ということで、追い込まれてしまいました。

基本としては反訴するか諦めて放置するか(放置すると相手の言い分がそのまま通るので、こちらの請求権が未来永劫無くなる)という選択になり、反訴する場合はできるだけ早いほうがいいということになります。

訴額が高く相手が弁護士委任しているので、素人が本人訴訟で、しかも訴状を書いたこともない人間が反訴状を書くというのは、実はかなり難易度の高い作業になります。難易度が高いといっても、別に勉強すればいくらでもできるとは思いますが、今回は時間がちょっと足りません。

それにしても、これを機に民事訴訟法をちょっと勉強しましたが、日本は法治国家と言いますが、どちらかと言うと放置国家だなぁというのが率直な印象です。

でたらめでも、書いて訴状を出した人間が正しいというのですから、世も末です。

債務不存在確認訴訟など特にそうで、本当に債務がないならそんな訴訟を起こす必要はないのです。つまり「確認の利益」があるから訴訟をしているわけです。それでも反訴しない限り、向こうの言い分が通ってしまうというのですから、裁判所は「放置」を手助けしているのだなぁと思われても仕方ないでしょう。

まあ、そんなことを裁判所で言ったら、ただでさえ勝ち目が薄いのがより敗訴確実になるだけですけどね。

でも、勝ち目がないなら本人訴訟で反訴したい気はするのですが、家族が反対しています。
貴重な時間をそんなつまらないことに割くべきではないということで・・・。