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隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

技術に限界なし!

昔、「技術に限界なし!」と唱えたある経営者がいた。

賢い人なら「あれ?」と思うと思うけど、これは明らかに「ウ・ソ」である。

技術には限界がある。

なぜなら、いかなる技術でも物理学と言う「神様の決めたルール」の枠内で実現されるものだからだ。

だから、物理学を超越した技術を実現することはできない。

よく、あまり賢くない人が「不可能を可能にする」とか言うことがあるけど、あれも同様に「ウ・ソ」。

不可能な事は不可能。

身もフタもないけどこれが現実。

たとえばプランク長hより小さなものを作れるか。絶対不可能であると言うのが現代物理学の導く答え。

プランク先生が間違っていたなら別だけど、さまざまな追試が行われてプランク長より小さいものは決して存在しえない。

だから技術には限界がある。

それを知っていてそんなスローガンを掲げている人は悪人だし、知らずに言っているならバカだ。

たとえば、Googleと言う会社がある。Googleと言うのは、どういうゆえんかは知らないけど10の100乗のことを意味する。

とても大きい数字ではあるけど、この数字は無限大∞(infinity)に比べれば全然小さい。

アイドルユニットですらお気楽に冠する∞だけど、Googleはそれよりずっと小さい「Google」を社名として使っている。

実際、infinityと言うワードは社名によくつかわれる。

私はGoogleの社名はとても気が効いていて、なおかつ謙虚な名前だと思っている。

そして、有限数だからこそ現実的だと思う。

「不可能を可能にする」ではなく「もともと可能な事を可視化する」、多分、Googleの理念はそれに近いし、私が技術者に求めるイメージもそれに近い。

技術は可能な事を可能たらしめることに過ぎない。それが最初からわかっている。

しかし、優れた技術は魔術と見まごうことがある。現在のGoogleの技術レベルはまさにそれだ。

だからそんなことにも思いが及ばずに「技術に限界なし」とか「不可能を可能にする」とか本気でとなえているなら、アホだと思う。