隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

阿部政権の支持率7割とかありえない

阿部内閣の支持率が7割とか何とか景気のいいことを言っています。

景気がいいのは結構なことですが、何か忘れていないでしょうか。

先の衆議院議員選挙における投票率は、6割弱と戦後最低であったと言う事。

そして、有効投票の中に占める与党の得票率は4割にも満たなかったと言う事。

これらを掛け合わせれば、純粋に阿部政権の誕生を望んでいたのは国民の3割にも満たなかったと言う事になります。
阿部政権誕生を望んでいない人の方がマジョリティだったわけです。

それがなぜいまさら阿部政権の支持率が7割になるのか、不思議で仕方ありません。大方、アンケートの取り方が偏っているのだろうと思います。マスコミの情報操作のなせる技でしょう。

では、選挙の時、7割強にあたる「本当のマジョリティ」は何を望んでいたのでしょうか?

たとえば私は、棄権という選択肢もあったのですが、「みんなの党」に投票しました。これは、消去法的にやむなく1党選ぶなら、という基準で選んだので、限りなく棄権票に近かったのかもしれません。

私の想像では、大半の人は「投票できる政党がない」と思っているのだと思います。

本来の民主主義の考え方で言えば、マジョリティが優先されなければなりませんから、3割の信任しか得ていない政権には執行能力を与えてはなりません。

つまり、現政権に増税する権利などないと言うことです。

やるべきは、政府の無駄な支出を大胆に削ることです。それが国民の7割強が望んでいることです。

その第一歩は、社会保障費、特に国民年金、その次に医療費でしょう。

ネット選挙とかが騒がれていますが、実質的にネット選挙は始まっています。上記のように民主主義が機能していないことがネットで話題となり周知の事実となり、民主主義は力を失いつつあります。

現状の政府は少しでも「民主主義」の力が残っているうちに国民を食い物にしておこうと、これからいろいろあがくことでしょう(その第一弾がアベノミクス)。

できればその被害をできるだけ受けたくないなぁと思います。