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隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

ゴミ問題は自治体が独占事業にしているから

最近また「ゴミ屋敷」問題がニュースで取り上げられるようになってきました。

個人的には自民党が政権を掌握(衆参ねじれ解消)することが明らかになった前後からだと思います。

この手のニュースを見て「ゴミあんなにため込んでけしからんな」とか思っている人は選挙に行かないほうがいいです。

ゴミ問題の端緒はどこにあるかというのはとても明らかで、「ゴミ処理事業が政府(自治体)の独占事業となっているから」にほかなりません。

医療問題や薬剤師問題にしてもそうですが、既得権益を法律で縛る「規制産業」がいったん発生すると、たちが悪くなります。

私の以前勤めていた会社ではゴミ処理業者にゴミの処理を委託していました。

当然お金を取られるのですが、分別すると処理費が安くなる、しないと高くなる、というシステムです。

で、簡単にいえば社員の時給が2000円だったとしましょう。社員一人が一時間かけて分別した結果、ごみ処理費が200円安くなる、ということだったらどうでしょうか?

算数程度のこの簡単な計算ができない人が前の会社の総務にはいなかったらしく、ゴミの分別を(高給の)社員にさせていました。木を見て森を見ずとはこのことですね。

一方、個人が家庭から出すごみはもっと深刻です。自治体によっては、分別しないと回収してくれないということが普通にあります。

回収してもらえないごみは敷地内にため込むか、不法投棄するしかなくなります。当然ゴミ屋敷も出てきます。

大事なのは、個人が行うことになっている「分別」作業が、それによって生み出される価値を超えているかどうかです。現実問題としては、分別作業には意味はないといっていいと思います。大半の自治体では、分別されたものを再び混ぜて燃やしています。コンビニのゴミ箱で「カン」「ビン」の入り口が分かれているのに中でつながっているのがありますよね?あれと同じことです。

「地球環境にどうたら」とかいうのは、大企業とかがブランドイメージのために言っていればいいのであり、そんなものは現実的には意味のない空論です。いわば、EV(電気自動車)がエコか、というのと同じ話です。

ゴミ処理産業が自由競争産業なら、「処理費は高いですが分別は不要です」という業者や「分別してくれたら安くなります」という業者がどんどん出てきます。

業者が不法投棄するのでは?と不安がる人がいるかもしれませんが、ゴミ処理というのは不要となった「財産」を他人に明け渡す手続きです。その時点ではそのゴミの所有者は業者となっていますので、原則として心配はありません。現在は、規制産業となっているためブラックな会社しかそのようなことを行わないから、そういうイメージができてしまっていますが、ゴミ処理はちゃんとやればもうかる事業ですので、つまらない規制を撤廃すればそのような心配は激減するはずです。

こういうことに国民の多くが気付きつつあるというのが現状ではないでしょうか。

それで恣意的な「ゴミ屋敷」報道を行うことによって、国民感情を「やっぱりゴミ処理は自治体に任せておかないと」という風に持っていこうというのでしょう。

自治体とてほぼ業者に丸投げしているだけなんですけど、自治体を通すメリットは何かあるんでしょうか?