隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

ボッタクリスナックから席料(ボックスチャージ)を取り返した話

みなさま、あけましておめでとうございます。
最近更新が滞りがちで恐縮ですが、本年も「隠すほどの爪なら無い」をよろしくお願い申し上げます。

新春にふさわしいかどうかわからないのですが、昨年末の忘年会時の顛末をちょっと書きたいと思います。
年末に奈良に帰省するといことで話をしていたら、高校の時の同級生が会おうというので会うことにしました。
部活の同窓生男3人です。

誘われたので、年末ということもあるし当然どこか予約してくれていると思っていたら、友人のH(今回の会合の発起人)は全く何も予約していませんでした。店をいくつか当たりましたが、どこも予約でいっぱいで門前払いです。

私も昨年を除きここ5年くらい連続で年末(だいたい12月30日)の宴会を予約していますので、その大変さを身をもって知っています。1か月前に予約して平均5軒は断られ、ようやく予約が取れても「8時から」とか「2時間以内」とか言う状況です。Hも、さすがに、年末の奈良をナメすぎです。この時点で私は少しムカついていたかもしれません。

仕方ないので、近くにある私の実家で家飲みではどうかという話になりました。幸い、友人の1人であるKは車で来ていたので、酒屋でお酒とつまみだけ仕入れれば家でも飲めるだろうと思っていました。(Hもそういう風に考えていた節はある)。

ところが、Kは8時には帰らなくてはいけないと言う(時すでに6時半)。

まあ年末で忙しい時間を割いて出てきてくれたという見方ができなくもないですが、そんな中途半端な時間に帰らないといけないくらいならいっそ断るか、昼ならOKとかなんとでもいいようがあったと思う私はさらにムカついてしまいました。

しょうがないので(このまま解散もあまりにも何なので)もう1件あたってみたところ、1時間20分ならいけるとのことで入りました。終わったらちょうど8時前だったので、友人Kはそのまま帰宅しました。

さて、Hと私の2人になったわけですが、さすがに飲み足らんということでもう1軒くらいという話になりました。時間ももう8時なので、そろそろ第1陣が減ってきて2人くらいなら入れるかと思ったのですが、やっぱりいっぱい。いろいろ探したのですが、結局スナックみたいな店に入ることにしました。

普通にラウンジ席に通され(とはいっても安物のソファーで到底「高級クラブ」という感じではない)、お互い1本づつ飲み物を飲みました。普通に2人で喋れればよかったので、ホステスなんかついてくれなくてもよかったのですが、10分くらいホステスが付き、その間に「飲み物をおごってくれ」というので仕方がなく1杯だけおごりました。

しかし居心地があまり良くなかったので40~50分ですがもう出ようということになり、お愛想となりました。

請求額は17050円!。ボッタクリバーかと思いました。
仕方がないので明細を請求したのですが、Hはホイホイとお金を払ってしまいました。
メニューを見た記憶では、1500円の日本酒(1合)と1000円のカクテルとホステスにおごらされた1000円の茶の合計3500円です。

いつまでたっても明細が出ないので詐欺だと思い警察を呼び、大騒ぎに発展させました。
結局、店の店長が出てきて12000円を返しましたが、何か計算が合わない。

よく考えると、ボックスチャージ(@6000円x2=12000円)+飲み物代(3500円)=15500円に、サービス料10%がかけられています。ボックスチャージはそもそもサービス料のようなものなのにそれにサービス料を皿に欠けるとはどういうことか意味がわかりません。

だいたい、ろくにサービスもしていないのに40~50分で@6000円のボックスチャージなんて事前説明もなく取るなんて詐欺です。

まあ、カネに汚い水商売の人間から、一度取られた金を取り返したのは大したものだと自分でも思うのですが、なんとなくモヤモヤ感の残る年末の1日となってしまいました。