隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

山本翁のダブルスタンダード

山本翁の個人名を公開するのは簡単ですが、私は彼の「プライバシー権」を尊重して個人名を公開しないでおいてあげています。傍若無人な振る舞いにハラは立っていますが、私も最低限の節度を備えています。

ただのキチガイではなく「上等なキチガイ」を目指している以上、当然です。

ところで、彼からのメールにこんなくだりがありました。

全てのメール内容は、転載を禁止します。メールにも著作権は存在します。
特に、個人名を公開されと、個人情報保護法により処罰されます。
Webサイトからの削除をお願いします。

なんでもかんでも、自分が法律で守られていると思い込んでいるこじらせ系がなんとも痛い感じです。この人は「お願い」が出来ないのだろうか?

まあ10000歩譲って彼のメールには著作権があるとしましょう(著作権法で著作物と認められる要件を満たしていない気はしますがそれは置いておいて)。しかしこのように、引用は本人の許諾なく出来るわけですよ。そのために引用符もあるわけですし、著作権法にもこうあります。

著作権法

第三十二条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

さらに痛い勘違いはこれです。

個人名を公開されと、個人情報保護法により処罰されます

ふーん。

個人情報保護法

第一条  この法律は、高度情報通信社会の進展に伴い個人情報の利用が著しく拡大していることにかんがみ、個人情報の適正な取扱いに関し、基本理念及び政府による基本方針の作成その他の個人情報の保護に関する施策の基本となる事項を定め、国及び地方公共団体の責務等を明らかにするとともに、個人情報を取り扱う事業者の遵守すべき義務等を定めることにより、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする。

個人情報保護法は、国・地方公共団体・事業者以外には適用されません。

だいぶつはいつの間にやら事業者にグレードアップしていたのか!

なんで、こうなんでもかんでも自分に都合のいいことは拡大解釈して、自分に都合の悪いことは縮小解釈するのだろう?

こういうのをダブルスタンダードって言うんでしょう(別名、ジャイアニズム)。