隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

山本翁の虚言癖

10月14日に再びDMCAに虚偽の報告をしています。

DMCA (Copyright) Complaint to Google :: Notices :: Chilling Effects

貴社に広告出稿している恵心社の山本です。当社発行の著書を無断しようしている姓名判断のサイトを見つけ、先日削除をお願いしました。今回、同様のサイトが別のドメイン名で運用されているのを、発見しました。直ちに検索結果から削除をお願いします。 下記の当社刊行の著書のパスワードは、19580723です。指摘サイトで「山本 一詞」を入力し、鑑定文をご覧下さい。著書からの抜き書きです。お問い合わせをしましたが、全く返事がありません。 また、当社は弁護士を通じ、このサイトに関係しているものと思われる人物に、警告を予定しており、最悪、告訴する予定です。

okina.herokuapp.com から www.seimei.asia へのドメイン移行は、正式な移行で、okina.herokuapp.comにアクセスすると301 Moved Permanentlyが出るので、Google検索上もこちらに移行していました。

ちなみに、Google先生は9月末の申し入れを受けて、9月末に調査を行い(急激にアクセスが増えた日があった)、著作権侵害の恐れがあると、一応山本翁の言い分を認めて検索インデックスからはokina.herokuapp.comおよびwww.seimei.asiaが両方とも削除されています。これに私が気付いたのは10月24日頃です。 

さて、この「恵心社の山本」を名乗る人物からは10月4日に、「隠すほどの爪なら無い(FC2ブログ)」の問い合わせフォーム経由で以下のような問い合わせを受けています。

 □だいぶつ様にメールフォームよりメールが送信されました。
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送信者:恵心社(info@keishinsya.jp)
日付:2014/10/04 10:33:27
件名:あじあ姓名判断について
ホスト:222.228.0.171
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中村様
恵心社の山本です。
当該サイトでお使いの姓名判断の鑑定文は、当社が昭和56年に発刊した「名前で読める自己の運命A・B・C」に記載された「画数説明の文言」と同一です。即ち、貴殿がプログラムを作成された以前から、著作物として存在する内容です。これは貴殿の利用目的から勘案して、当社著作権を侵害しており、直ちに運営を中止して頂きたく。
本件に関して当社は、かけはし法律事務所の柿沼弁護士に内容の判定を依頼し、「共同著作物には当たらない」「プログラムの著作権と、鑑定文の著作権は全く別物」として、著作権侵害を確認しております。貴殿のサイトも柿沼弁護士から教えて頂き、貴殿の言い分を柿沼弁護士も良くお読みになられての判断です。
貴殿が作成したプログラムを、貴殿がお使いになるのは自由ですが、鑑定文に関しては、貴殿に何ら権限はありませんし、当社が公衆送信権を許諾した経緯もありません。
既に全鑑定文に関して保存措置を講じております。当社として争いごとを好む訳ではありません。正当に著作権の保護をしたいだけです。このまま運営を続けられるなら、当社として柿沼弁護士を通じて法的措置に踏み切らせて頂きます。
いろいろ書かれておりますが、当社が貴殿に被害を与えたことは一切無く、当社が批判される覚えもありません。冷静な対処をお願い致します。

 これに対し、当方はこのように回答しています。

恵心社
山本様

「あじあ姓名診断」の運営者、だいぶつです。

あじあ姓名診断の文言は、盗用ではありません。
10数年前に、御社の運営する「山本式姓名判断」サイトを構築する際に、必要と言うことで、
山本様より無償で開発を委託されました。その際に、山本様自ら私に託されたものです。

私は、以下の理由でこれらの文言に著作権は発生しないと考えています。

1)これらの文言は、それまでにあった熊崎式などの文言の焼き直しにすぎず、創作性がないこと
2)著作者が個人であるため、これらの文言の創作性を証明することが著しく困難であること

従いまして、撤回はいたしません。

また、これを法的手段により撤回を求めるのであれば、私の開発(著作)したソースコードに派生
したあらゆる公衆送信物(山本式姓名判断サイトそのもの)についても、同等の処置を求めます。
あるいは、これまでに同サイトから得た収益に見合った相当の開発報酬の支払いを求めます。

ということでお問い合わせをしましたが、全く返事がありません。というのは全くの虚偽です。そのほうが認められやすいと思ったのでしょうが、嘘は良くないですよね。

また、10月14日に山本翁がGoogleに上記虚偽の報告をする6日も前の10月8日に、文言修正(引用の明示)を行っており、ちゃんと対応をしています。

ちなみに、山本哲生氏の著書の中で同氏は「姓名判断は統計学です」と主張しています。その真偽はともかくとして、本人は「統計学」という学術論文としてこの本を発行されたようです。学術書であれば引用されるのは当然ですので、あらゆる引用を「転載」と主張するのは無理があると思いますね。

Googleの中の人だって人間です。機械じゃありません。騙されていい気はしないはずです。将来こんな軽率な嘘をついたことを後悔するのではないでしょうかね。

ま、自業自得です。