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隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

山本哲生氏著「名前で読める自己の運命A・B・C」の価値はいくらくらい?

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話によると、300部自費出版して、売れたのは150部くらい、150部は売れ残りとなり、山本翁(山本哲生氏本人ではなく、サラリーマンの息子)はこの売れ残りをいかにして売りさばくかに頭を悩ませていました。1997~1998年ごろの話です。
そんな中、仕事上インターネットをいろいろ見て回る経験があり、ネット上で自動姓名判断のサイトを見つけます。「これだっ!」と思った山本翁は、開発会社に見積もりを取ります。
安いところで50万円という見積もりが提示されるなか、1社、「タダで受けても良いが、その代わり広告の権利をくれ」といってきた会社がいました。インターネット広告もまだメジャーじゃなかった時代、なかなか先見性のある会社だったようです。
自分で作ろうにも、コンピューターの勉強などしたことはないし、取っ掛かりすらありません。Web、CGIすべて、ごく最近生み出された技術で、キャッチアップしている人はごくわずかでした。
その時彼の脳裏にひらめいたのが、自分がかつて同じ部署に新人として配属された、「パソコンオタクみたいなヤツ」でした。その「パソコンオタクみたいなヤツ」は、部門にUnixのサーバーを入れたり、Webサーバーを立ち上げたりしていたので、もしかしたらこいつならできるんじゃないかと思って頼んでみました。

すると、彼はあれよあれよという間に簡単にシステムを作ってしまいました。「こいつは使える」と思った山本翁は、彼にタダでプログラムを作らせることにしました。これなら、広告も出さなくていいし、ノウハウは守れるし、お金も要らない。適当にお世辞を言っておけばてなづけられるだろう。そう思っていたようです。

で、上記の本をいくらで売っていたのかは知りませんが、まあネット価格と同じ1000円と仮定します。すると、

1,000円x150=150,000円

が売り上げです。普通は出版等に費用がかかるので、著作物としての価値は印税率で計算します。印税率としてかなり割高の20%で計算しても、

150,000円x0.2=30,000円

ということに成ります。それに、150部もの在庫が残っているのだから、相続時点における実質的な価値はマイナス、ということになると思います。

ネットを通じて在庫は完売したと聞いています。そしてPDF本もけっこう売れていたようですが、おそらく万はいかないでしょう。仮に紙本が300部完売、PDF本(500円)が1万部売れたとします。

1,000円x300+500円x10,000=5,300,000円

が売り上げです。印税率やはり20%で計算すると、

5,300,000円x0.2=1,060,000円

なんと106万円。すごいですね。

あじあ姓名うらない」がこの10%に影響を及ぼしたのだとすると、損害賠償額はなんと10万6000円!弁護士代にもなりませんね。

まあ、PDF本がそんなに売れていたら山本翁は会社を辞めて自営に移行していたことでしょうから、ありえない数字ですが・・・。青空文庫とかの良く売れるので2万部くらいと聞きます。

実質的には命名(選名)サービスでほぼ稼いでいる感じでしょう。しかし、命名サービスは本の売り上げではないので、著作権侵害の損害賠償としては請求できないでしょう。

思うのですが、占い師というのは一種のカウンセリングじゃないでしょうか?
医者やカウンセラー、弁護士と同じで、相談に乗って30分いくらで儲ける商売です。
医者が本を売って儲けているケースもありますが、本業で儲けるのがスジで、本を売るのは占い師にとっては副業のはずです。
それに対して著作権がどうのこうのというようなことに頓着するのは、正直ズレていると思いますね。