隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

障害厚生年金(遡及分)、300万円超をいただきました

ありがたやありがたや。

厚生障害年金の受給が認定されたため、過去5年間(申請受理日より遡って5年なので実際は5年強)の遡及年金が、昨年10月に支給されました。金額は3,637,992円です。

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この後も、2ヶ月毎(偶数月の15日)に11万円程度の年金がずっと振り込まれます。

これだけで食べていくには心もとない金額ですが、失業給付やベーシックインカム、家族名義で経営している会社のキャッシュフローなどもあり、まあなんとか暮らしては行けそうなレベルです。

障害年金については、正しい知識を持っていないために「国の施しを受けるのは嫌だ」と言っていたりするひとがいますが、これは「厚生年金をキチンと支払って、なおかつ年金機構が認める障害状態にならなければもらえない」ものです。厚生年金というのは、国が国民に半強制で入らせている保険商品です。もらって当然、もともと自分が収めた厚生年金が元手になっています。このため、厚生年金を収めていない人はもらえません。

しかも、障害年金に関しては、老齢年金と異なり全額非課税です。国民年金国民健康保険に関しても減免措置が受けられたりします(市町村役場に確認してください)。

地味なメリットとして、年金3級を持っている人は診断書無しで手帳3級を受けることができます。手帳は2年更新ですが、診断書代が5000〜7000円程度と高額なので、元を取るのがなかなか難しい。大阪市民等の場合地下鉄が半額なので、通勤に使ったりするとそれだけで元が取れてしまいますが、それ以外には27万円の所得控除しかなく、税率7%の人で2万円程度の節税効果に過ぎません。所得がない人にとっては逆に持ち出しになりかねず、安心して手帳が取れません。そういう意味でも、年金3級は大きいといえるでしょう。

そして、私は病院を最近変わりました。きちんと双極性障害の診断を貰えそうなので、手帳を3級→2級にグレードアップ計画中です。手帳2級が取れたら、引き続き年金を「事後重症化」で2級にグレードアップ予定です。年金2級は正確に計算していませんが、月5.5万→20万程度になるはずです(こどもが18歳になるまで)。

例によって社労士には相談していませんが、前の会社を退職勧奨されて以降所得がないのであれば、割と問題なく2級認定されると思います。流石に、20年の遡及までは欲張らないでおこうと思いますが・・・。いい社労士さんが見つかれば欲張ろうかな。

では、同じような障害に苦しんでおられる方々、気を落とさずにヌケヌケと生きていきましょう!