隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

ポイントリンク自動クリックツールをバージョンアップしました

以前のエントリでご紹介したポイントリンク自動クリックツールなのですが、自分自身でもあまり納得のできばえではなかったので、その後いろいろといじり倒して、バージョンアップしまくっていたのですが、何とか当初の希望にかなり近い形になってきたので、再び公開いたします。

mailURLopen_v2.5.xls
URL抽出仕様をいろいろといじっていたのですが、以前は本文中のメッセージをキーに使っていましたが、その後いろいろな分析の結果URLだけで割と十分抽出できることがわかったこと、また以前の抽出仕様では前後文脈検索に少しおかしいところがあり、思い通りの動作をしないこともあったので、URLだけをキーに抽出するようになりました。

詳細は「URL抽出条件」シートに書かれていますので見てください。

変更点1)基本的にフルオート化
最初にメールをダウンロードするかどうかを聞いてきますが、そのあとはフルオートで動作します。
また、「抽出条件」シートで「ウィンドウを開いたままにする」がFALSEとなっているリンクに関しては、ウィンドウを不可視状態で起動しますので画面はあまりゴチャゴチャしません。

変更点2)ウィンドウオープン数に上限をつけた
今までのマクロの最大の問題点(というかWindowsのバグなんですが)は、たくさん一気に開こうとするとのめってしまうということでした。なので以前のバージョンではフルオート化していなかったのですが、今回ウィンドウ数を管理し最大20個までしかウィンドウを開かないようにして、20個ともウィンドウがビジー状態であれば、どれかが終わるまで待つようにしました。
このため、あまりのめることはないと思います。ただ、あまり何回もこのマクロを実行しすぎるとやはりのめることがありますので、その場合PCを再起動してやり直してください。以前のものと異なり、やり直すことは簡単にできるようになりました。

変更点3)自動ログイン機能追加
今まではログインしないとポイントが有効とならないサイトに対しては、事前にログインしてから実行することになっていましたが、面倒なので自動ログイン機能もつけました。
「自動ログイン」シートの1行目、B列にユーザー名、C列にパスワードを入力しておけば、自動的にそのサイトにログインします。2行目以下には、自動ログインしたいサイトのログインページを並べます。
なお、デフォルトと異なるユーザー名・パスワードは、そのサイトのURLの行のB列・C列にユーザー名・パスワードを書くことで対応可能です。いずれか一方だけ異なる場合はいずれか一方だけ書いてもかまいません。
最初の起動時に、画面下部に小さいウィンドウが並びます。
典型的なログインフォームであればおおむね対応できます。なお、残念ながらFlashのページには対応できません。

変更点4)メールボックス管理機能追加
メールボックス管理というほどたいしたことはしてないのですが、以前のバージョンではやるたびにメールを新しく取得しないとダメだったので、いろいろ不便でした。
今回、一度ダウンロードしたメールを再利用できるようにしましたので、のめったり、ルールを変えてやり直したりしたい場合にはかんたんに残っているメールを利用できるようになりました。

ベースとなるフォルダはデフォルトでは「C:\pointmail」となっています。このフォルダを作らずに起動するとエラーとなりますので注意してください。
保存メールの形式は驚くほどかんたんなので開設の必要は特にないと思います。上記フォルダの中をのぞけばわかると思いますが、メールを取得した日ごとにフォルダが作成されその中にメールファイルが格納されています。
同日に2回ダウンロードすると、後ろに「_01」「_02」というものが付いたフォルダが新たに作成されます。ファイル名はおおむねユニークなので、中身を移し変えたりしてもぜんぜん問題ありません。また、古くなったメールはフォルダごと削除してしまってもかまいません。

変更点5)メールビューワ機能の追加
フルオートになったので、今までのように確認しながら作業を進められなくなりました。
このため、クリックしてほしいリンクがちゃんとクリックされたのかを確認できないので、後からそれを確認できるようメールビューワ機能をつけました。
この機能は、エクセルのマクロの実行で「PointMailViewer」というものを実行したら使えます。
メールをサーバからダウンロードすると、新しくダウンロードしてきますので、前回ダウンロードしたものを検証したい場合は、最初のダイアログで「いいえ」を選んだ後、メールの受信日を選んで「開く」をクリックしてください。

画面を見れば操作は大体わかると思いますが、上のリストボックスにメールの送信者とタイトルがでて、メールを選ぶと左下のリストボックスにメールの本文、右中のリストボックスにそのメールで選択されている(クリックされた・またはされる予定の)リンクが表示されます。
メール本文上で行を選択しなおすと、右中の選択画面も変化します。なお、メールを選びなおすとこの選択はクリアされます。

右中のリストボックスでリンクを選択(複数可)すると、右下のテキストボックスにそのURLが表示されます。コピーして使うこともできますし、右下のボタンを押すとIEでそのリンクを開くこともできます。

なお、右上のボタンを押すと、選ばれているメールがOutlookExpressで開きます。

以上、皆さんの環境でちゃんと動くかどうかはわかりませんが一度試してみてください。
マクロ等は特にパスワードなどかけてはいませんので、自由に見て修正していただいて結構です。
いいものができたら私にもください。(^^;