隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

【統合医療】ホメオパシーが効かないことがそんなにわるいことか?

「ホメオパシーは効かないのだ」

そういったコメントをつける方がいらっしゃいます。
それに対して、その認識が間違いであることをこのブログで再三指摘しているにもかかわらず、相変わらずあの手この手でホメオパシーは効かないように「一般の人が見たらそう思うような」表現を繰り返しておられます。
一定の割合でしか効かない=一定の割合で効くということを認めているようなものですから、表現自体が矛盾していますし、書いている方もかなり気を使うでしょう。

そのようなツッコミの数々は、ほぼ意味をなさない物であることは昨日の記事でも書いた通りなのですが、今日はタイトルの通りホメオパシーってそんなに悪いものなの?という観点から考察してみたいと思います。

皆さんは、以下の2つの薬のうちどちらを飲みたいですか。

  • あまり効かないけど害もない薬
  • あまり効かないけど害がある薬
私は断然前者なんですけど、遥か大昔から後者を飲ませよう、という風潮があったことが伺える言葉があります。皆さんも良くご存知の「良薬は口に苦し」です。

統合医療的には良薬は口に「苦くありません」。舌の上に載せて「苦い」「マズイ」と感じる薬は、概ね自分の体に合っていないものと判断します。正確には入江フィンガーテストなんかで判定するわけなんですが、要は「自分の体に合っている」ものを飲むのが良いのです。なぜなら、自分の体にあっているかどうかは自分の体に効くのが一番正確だからです。

あと、「副作用が強いほどプラセボ効果も強くなる」という傾向があることがわかっています。なので、同じ「あまり効かない」のに害があった方がよく効く、ということも言えます。これは、前述の「良薬は口に苦し」という言葉が存在することと無関係ではないでしょう。

なので、もしホメオパシーに害(副作用)が全くないのだとすれば、プラセボ同等の効果を得られるというのは、実はすごいことなのです。

また、私はこう思います。もし、何かの理由があってホメオパシーを「貶めたい」「この世から消し去りたい」と考えているのであれば、一番効果的なのは「ホメオパシーに害がある」ことを立証することなのではないでしょうか?

一時期、ホメオパシーで人が死んだだのといったニュースが流れたことがありました。多分誤報だったんだと思いますが、訂正記事などはみたことがありません。これは、マスコミを使った悪質な情報操作ではないかと私は思います。

鰯の頭も信心から。ホメオパシーに効果がないからやめなさい、という人は、宗教家にも宗教は効果がないからやめなさい、というのでしょうか。
私は、すべてのものをニュートラルな心でみたいと思います。そういう意味では、「西洋医学」「標準医療」も医療の一端であり重要な意味も持っていると思います。
しかし、対象が「人の体」という「神様が設計したもの」である以上、「驕った」瞬間にすべてダメになると思います。似たような話で、バクマンに小説家が漫画家をバカにするシーンがあるんですが、標準医療がその他の医療行為をバカにしたり排斥したりするのは、それに似た驕りを感じます。

どうか、驕りを捨ててニュートラルな気持ちで人体と向き合おうではありませんか。