隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

NHK受信料とモラル

私がNHK受信料を払っていないことは周知の事実だと思うのですが、一方で、私はモラルやマナーというものを重んじる人間でもあります。

そして、以前ブログが炎上しかかったこともあるのですが、私がモラルについて考察した記事を書いた際、NHK受信料も払っていないような人間がモラルを口にするな、といったコメントが入ったことがあります。

このことについて、今回は考えてみたいと思います。

まず、私はNHK受信料を払うことを「モラルのある行為」とは思っていません。
法律に違反しているからモラルがない、という短絡的な思考をする方には「NHKの受信料について」を再読していただくことをお勧めしたいと思います。この記事では、受信料を支払わないことが法律に違反していないことを考察しています。

ではなにをもって「モラル」とするのかというと、端的には「人様に迷惑をかけない」というのが基本であって、その基本に基づいて自分でどう考え、どう実行するかというのが「モラルのある行動」と私は考えています。

そして、NHK受信料を払わないことが人に迷惑をかける行為だとは私は考えていません。
現在のいびつな受信料システムは時代にそぐわないものであり、改革することが国民すべての利益に結びつくものであると考えております。
その改革には、まずは受信料を払わずNHKに民意を伝えるのが一番の近道であると考えています。なので、わざわざブログで持ってその考察を知らしめているわけです。

なぜ受信料を払わないとNHKの改革に結びつくかは、説明すると長くなりますので省略しますが、税金で言うと河村たかし名古屋市長の「まず減税ありき」という思想に近いと考えてください。毎月決まった税収がある限り、それに群がる「利権」は無くならないということです。

毎月親から100万円続振り込みがあったら、人にもよるでしょうけどまあ放漫財政になって、倹約の「け」の字も考えなくなるというのはわかると思います。それと同じことです。

私がNHKの受信料を払わないことで、おそらくだれにも迷惑はかけていないと思います。
むしろ大局的には、いい方向にシフトさせていく行為だと自負しております。

NHK受信料を払わない人間がモラルを語るななどという突っ込みをおこなうことは、自分がいかに浅薄であるかをアピールしているのと同じことだと考えていただければと思います。

もちろん、ご自身の思想でNHKを支持しNHK受信料をちゃんと払うという人を批判するつもりは毛頭ありません。

最近、モラルのない自称「論客」も増えているような気がしますので、このようなことを書こうと思いました。