隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

【統合医療】良い医者の見分け方

世の中には内科や外科や小児科と言った医者の看板が立っているので、いろんな種類の医者がいるのだなぁ、と考えている人も多いかもしれません。

しかし実際のところ、世の中には2種類の医者しか存在しません。それは良い医者ダメな医者、です。

できるだけ良い医者にかかりたい物ですので、私なりの良い医者の見分け方をまとめてみようと思います。

ひとつはっきりしているのは、「お勉強できるお医者さん」イコール「良い医者」ではない、ということです。
先の天皇陛下の心臓手術、東大病院でやりましたが執刀医は日大医学部に3浪してやっと入った人だとか。いまじゃ世紀の天才外科医扱いですけど(普通の心臓バイパス術)。
まあ、かの先生が「良い医者」かどうかは私は知りませんが、多分そうなのでしょう。

2時間待ちの3分診療などと揶揄されることが多いので診察時間が長いかどうかというのも判断の一つになり得るのですが、優秀な医師であれば短時間で診断を下せますから一概に「短い」=「ダメ」とも言えません。

そこで、簡単な判定法として「診察(検査)」と「問診」の比率というのを考えてみました。
この時間を比較して「問診」に重きを置いている先生は良い先生というのはどうかなと思います。

いろいろ検査方法はありますが、人間の羅漢するすべての疾病を網羅するような検査をいちいち行うのは不可能ですし、高額すぎます。
患者の話に十分に耳を傾けよく聞きとることは、それだけで患者を安心させますし、コスト的にもっとも合理的な検査です。
また、患者に負担を強いる検査を行うより、自分の経験と勘である程度の疾病を想定できる問診こそが、本来の医業のあり方ではないかと思います。

現在、いろんな検査技術や機器が発達して、医者はそれについていけていない状況です。
インフルエンザの検査キットでも、ちゃんと使いこなせなくて判定できない医師もいます。練習していないんですね・・・。

良い医者・ダメな医者なら「普通の医者」はいないの?と思われる方もいるかもしれませんが、「医者」というのは本来「良いもの」なんです。だから「普通の医者」がもしいたらそれは「良い医者」に分類されます。疾病や傷病から回復する指針を示してくれるのが医者なのですから、本来「ダメな医者」なんていないはずのものです。