隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

「日本人は子どもが嫌いだから少子化が止まらない」

ってな話があって、内容的にはアレなんですが、総論では納得してしまいました。


日本の少子化が止まらないのは、若者が子育てよりも自分のことが大好きだから

この前、USJにいって15時くらいにご飯を食べようとバーガー屋さんに入りました。しかし超満員。座る席がありません。

ところがよく見ると、食べ終わったのに居座っている人がけっこういます。そうだ、食べ終わった人に声をかけて退けてもらおう、そう思い、4歳の息子を抱きかかえたまま女子高生と思しき3人組が寝たふりをしているテーブルに「もう食べ終わりましたか?」と聞いてみました。

さすがに、声をかけられたら退かないわけには行かなかろうと思っていた私は、女子高生の対応にあっけにとられました。なかなか退こうとせず、化粧直しをしたり、わざとゆっくり荷物を整えたり、嫌がらせとしか思えないほどチンタラ退くのか退かないのかわからないような態度をしていました。

しつこく「食事は終わったんですよね?」「見てわかりませんか?(13kgの子供を抱えている私)さっきからずっとこの状態で席が空くのを待っているんですけど!?」と問いかけるも、彼女たちの対応は変わらない。「めんどくせーのにあたったな」とでもいいたそうな顔で、タダひたすらチンタラと準備をするだけ。

その状態で5分は待ったでしょうか。ようやく彼女たちは(最後までチンタラとしたうえ)席を離れてくれました。

まあ、夜行バスで来たのかなんだか知りませんが、若いのだしそれくらい耐えろと。小さい子供連れに少しはいたわりの気持がないものかいな?(将来お前たちの年金を払うのはこいつだぞ!)と思い、こういうのを「親の顔が見たい」というのでしょうね。

その点、福岡では子供連れで込んだ電車に乗ったりすると、すかさず純朴そうな女子高生が席を譲ってくれたりします。やはり、少子化の進んでいる地域の子供よりも、田舎のほうがすさんでいないようです(USJの女子高生たちが都会から来ているという保証はないけど)。

うちの嫁さんはディズニー大好きなんですけど、やっぱりその辺子ども連れにディズニーは圧倒的にやさしいぞと。

私は、自分自身が子ども好きなので、そういう「自分が大事な人」のことは良くわからないのですけど、小さい子どもがかわいい、愛しいと感じるのって一種の本能と思っていたのですけど、そうでもないのですかね?

たまたま、育ちの悪い女子高生にめぐり合ってしまっただけで、全体としてはそうでもないと願いたいものです。

あじあ姓名うらないへの「捨てアカアドレス」からの問い合わせ

もはや何もコメントはありません。
頭がおかしいとしか言いようがありませんね・・・。御愁傷様です。
南無阿弥陀仏・・・。
誇大妄想狂が相当進行していますね。
会社を追い出されるのも時間の問題でしょう。

なお、あじあ姓名うらないへの問い合わせは、運営人の独断により「捨てアカ専用」と判断されるアドレスからのメールはブロックするようにしております。

こちらのWikipedia記事も、自作自演と認定され削除されたようです(笑)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E4%B8%80%E8%A9%9E

あじあ姓名うらないに問い合わせがありました。

IPアドレス: 49.96.34.90
サーバー時刻: 2014-12-05T22:12:01+09:00

メールアドレス: nakagaito@yopmail.com
サブジェクト: ご意見

問い合わせ内容:
中垣内と申します。山本式姓名判断と同じだと勘違いして、あじあ姓名うらないで、一博というお名前を頂戴しました。息子たちに連絡して、役場に届けたました。今日、息子がえらい剣幕で怒ってきました。山本式姓名判断で調べたら、滅茶苦茶やと。私も見て驚きました。ずっと孫たちの名前を山本先生に付けて頂いたので、信用していました。貴殿のサイトに騙された私にも、責任はありますが、堂々と山本翁とか、山本式姓名判断と関係あるような言い方しているのは問題じゃないですか。別に、山本式名乗る必要もないでしょう?貴殿のふざけたサイトのお陰で、孫の人生が無茶苦茶になり、息子たちの落胆を見ていると、残念でなりません。もう二度と被害者が出ないようにしてください。

あじあ姓名うらないに問い合わせがありました。

IPアドレス: 222.151.98.81
サーバー時刻: 2014-12-06T19:25:18+09:00

メールアドレス: poukucho@supermailer.jp
サブジェクト: o

問い合わせ内容:
昨日連絡した中垣内です。謝りの一言も無いとは、腐った心の持ち主ですね。そうやって、フリーメール拒否して、ホームページで書きまくるつもりでしょう。色々書かれていますが、貴殿は全く自分勝手な人間ですね。山本翁さんの話の真実は分からないけど、貴殿が山本翁さんに嫌がらせの為に、あじあ姓名占いを開設している事は良く分かりました。憂さ晴らしですね。でもね、それ知らない人が殆どで、私のように山本式姓名判断と思い込む人が殆どじゃないの。そして無料で名前貰って、山本式で調べて愕然とする。一生に一度の名前を無茶苦茶にされて、無念だよね。それって無差別な嫌がらせじゃないの?そいう行為は、社会的に問題だよ。貴殿は本当にプロのプログラマーか?プロなら自分の作ったモノは徹底的に検証するのと違いますか。どっちが悪いのか知らないけど、山本式とか、山本翁とか書かないでやってよ。みんな迷惑だよ。

×フリーメール拒否
○捨てアカ専用メールアドレス拒否

悪用されることの多いドメインを拒否するのは、サイト運営者として当然の権利です。

×憂さ晴らし
○制裁

上の中垣内だかいう人が実在するとして、タダで提供しているサービスだからそこまで保証はできないです。プロがプロの仕事をするのはお金をもらうからです。
プロでも、お金をもらっていないものにプロの仕事はしません。お金をもらっているなら、ちゃんと検証もします。
とはいえ、プログラムの欠陥ではなく単に、微細な画数の取り方の違いのようですし、検証のしようがない。また、「山本式姓名判断をベースにしており、山本式なんかよりよく当たる」とは言っていますが、誰も「山本式姓名判断と全く同じ結果が出る」とは言っておりません。

中垣内さんの話を聞いていて、私が思い出すのは山本翁です。タダでシステムを作ってあげたのに、バグがあるだの何だの後からグチグチ言ってきたのですよ、山本翁も。
本当に、この国の老害世代は、社会保障から何から手厚くされて、タダで施されるのに慣れすぎているんじゃないですか?あなたも、自分の子供に自分の子供の名前くらい自分で考えろ、アホ!と言ってあげてください。

あじあ姓名うらないは、一つの判断材料としてください。

って、真面目に回答してもどうせ山本翁の自作自演なんだから(誰が捨てアカ何個も取り直して問い合わせするのだ?)つまらんね。

本当に、コンテンツ作成能力ゼロですね。俺ならこういうストーリーにするけど。

俺(ジジイ)が孫のために、1万円も出して山本翁に作ってもらったのに、息子が違う名前をつけると言い出した。息子は「あじあ姓名うらない」とかいうタダのサイトを使って名前をつけたのだというのだ。お前がこんなサイトを運営するから、1万円が無駄になったじゃないか!山本翁に言っても返金には応じられないというし、どうしてくれるんだ!

こっちのほうがなんとなく信憑性あると思いませんか?

徹底したダブルスタンダードの山本翁

バイラルメディア騒ぎもようやく落ち着いてきたネット界隈。
しかし、いまだに「パクりだ!」と騒いでいるうるさい人がいます。
ご存知、山本翁です。

彼が、なぜ「パクり」を非難するか、わかりますか?
「パクりはいけないことだから」ではないのです。

私は、山本翁の非難を受けるにつけ、韓国人による対馬の仏像盗難事件を思い出します。
「この仏像はもともと韓国のものだから盗んでもいいのだ!」

この仏像が、もともと韓国のものか日本のものかは、この際どうでもいいのです。
問題にしたいのは、日本がこの仏像を「盗み取り返していない」ことです。

盗まれたのだから盗み取り返せばいいではないか!という国民感情はわからないでもありません。
しかし、殺されたからといって殺し返していては、戦争が永遠に終わらないのと同じで、どこかでこの悪意の連鎖を止めなければなりません。

それを体現したのがマハトマ・ガンジーです。

盗むのがいけないことだからこそ、盗み取り返さないのです。
所有権はその次の話です。

しかし、韓国の一部の人には「盗んでも取り返されないのだから、欲しいものは盗めばいいのだ」という考えの人もいるということが露見した形です。

私は、いままでこういう哲学を「大陸系」という割とやんわりとした表現であらわしてきました。

さて、山本翁の「パクり」話に戻ります。

「盗むのが自分しかいない世界」だったらどうでしょうか?
盗むことに良心の呵責を感じない人なら、盗みまくって「これは俺のものだ」と主張するでしょう。

山本翁の父、山本哲生氏は、熊崎健翁に師事してその姓名判断のノウハウを「盗み」ました。
そして、山本翁は相続という形で山本哲生氏の姓名判断のノウハウを「盗み」ました。
おまけに、だいぶつの持つIT技術もお金を払わず「盗んだ」わけです。

「盗むのは俺様の特権」と彼は思っているようです。
私がそれに気付いたのはごく最近のことです。

だから、「あじあ姓名うらない」を立ち上げたのです。
盗みが自分の特権と思い込んでいるヤツから、盗み返してやったらどうなるかというのが見たかったのです(別に、私は盗んだわけじゃなく、正当に自分の権利があるものを公開しただけだけど)。
予想通りの反応です。自分は盗んでも、盗まれるのは嫌だということが良くわかりました。

彼は東大阪(河内)の出身で、もともと在日朝鮮人がすごく多かった地域です。
そして、山本という平凡な苗字は在日朝鮮人が好んで使った苗字のひとつです。

私は、最近山本翁は多分半島系だろうなというかなり確信に近いものを感じています。

彼が半島系だと思うもうひとつの根拠に、彼がしばしば「ファビョる」というのがあります。
追い詰められて論理的な反論が出来なくなると人格がかわったように怒り出す、というものです。職場でも切れられたことがあります。しかも切れたことを1時間もたったらすっかり忘れているのです。正直、彼のほうが精神異常ではないかと思うことがしばしばです。

以下のリンクをご覧ください。

姓名判断・山本翁VSクライアント。三才で有名?な山本氏に正式に依頼を... - Yahoo!知恵袋

山本翁は客から気に入らないので返金しろといわれたようです。
しかし、このブログの読者ならご存知の通り彼は筋金入りのドケチです。一度もらった金を返すなどありえません(PDF本の代金未払い者からどうやって取り立てたらいいかと相談されたことがあります)。

そして、最後にクライアントに対して、返金もせず「きも女・あんた・南無阿弥陀仏・お慈悲」といった暴言を吐いてその後無視を決め込んだそうです。

本当に、この人ダメな人ですよね。

山本翁の嫌がらせメール2

あじあ姓名うらないに問い合わせがありました。

IPアドレス: 49.96.8.227
サーバー時刻: 2014-12-05T07:31:57+09:00

メールアドレス: m1271292628@hiru-dea.com
サブジェクト: ご意見

問い合わせ内容:
精神科医の仲と申します。何の事はない山本式のパクリですか。人の批判や会社の愚痴など、自分の憂さ晴らしですね。醜いですね。もっと違った生き方もあると思うけどね。インターネットでみんなに公表するなら、自分のオリジナルでやらないと。ご自身のコンテンツが無いなら、いっそうの事、何もしないほうが美しいですよ。悲しくないですか? ひょっとしたら、鬱病じゃないですか、あの薬は脳みその細胞破壊するそうですから、自分の異常も気づかないそうです。

うつ病は優しい人間がなる病気です。(ちなみに、私はうつ病ではなく2型双極性障害です)。

そして、山本翁は、おそらく境界性人格障害と思われます。

この病気は、顕在化しにくく病院に通っている人が少ないのが特徴です。

周りの人に知らず知らずにいやな思いをさせています。

人の批判をブログで堂々とすることの何が醜いのでしょうか?
その意見に対し、批判を受けることに対する覚悟はできています。

捨てアドで人の悪口を送ることのほうがよほど醜いのではないでしょうか。
こういうのを、ネット界隈では「粘着」といいます。

相手にする価値もないほど醜いものなら、見なければいい。

誰も見てくれと頼んではいません。

あなたはごみ置き場にごみを見に行くのですか?

風光明媚な観光地に美しいものを見に行くでしょう。

あなたがここにきてブログを読んでいるのは、知らず知らずそのコンテンツに価値を認めているからです。

そして、このブログはコメントもはてブも自由です。
Twitterでツイートしてくれてもいいです。

15分で消える捨てアカで非難のメールを送って、何がしたいのか?

あなたがやっていることは小学生の「ピンポンダッシュ」と同レベルですよ。

山本一詞 - Wikipedia

「自分の金でもやるのかソレ!」

去年まで売り上げ倍増で割とイケイケだった会社も、ちょっとした壁にぶつかり、売り上げが伸び悩みつつあります。そして、再び会社がケチケチし出しました。
まあ、前職で利益を全く顧みない売上至上主義に陥った結果痛い目を見させられた身としては、その方針自体に全く反対はございません。ケチ上等でございます。無駄な金を使わない、経営の基本だと思います。
で、最近流行語のように聞かれるようになったのがタイトルの言葉です。

「自分の金でもやるのかソレ!」

今、1200万円くらいの決裁を通そうとしているわけですが、こういうことを言われると困ってしまいます。私の回答(内心)は無論こうです。

「やるかボケ!」

で、自分の金ならやらないことは会社にもやらせるなよと言いいたいようなんですが、まあ、ちょっと呆れてしまいます。
私は、「この会社」の規模とこれからやろうとしているミッションステートメントを考え合わせ、この程度の投資ならしてもすぐに元が取れる(どころか、もっと儲かる)と思っているからそのように提案しているわけです。
「自分の金ならやらない」ということが「じゃあ会社でもやらない」ということに直結するなら、会社は個人でも可能な程度の額の投資しかできないことになってしまいます。つまり、会社としてモノと金とリソースを集約している意味を完全に放棄している、典型的な思考停止、事なかれ主義からきているセリフです。
どうせならこう聞いて欲しいのです。

「この会社があなたの会社だとして、それでもやるんですか?ソレ」

この質問に対する私の回答は無論こうです。

「もちろんです」

「自分の金でもやるのかソレ!」こんなつまんないセリフを決め台詞のように思って、ドヤ顔で乱発するのはやめてほしいものです。

本人裁判のコスト

裁判をするのは意外と敷居が高いです。裁判にどれくらいコストがかかるか、知らない人も多いと思いますので、簡単に書いてみます。

1)膨大な書面を用意する必要があり、それにかかる時間も青天井です

裁判は、書類によるバトルです。「逆転裁判」のように、裁判所で証拠品を出したり、ボイスレコーダーを再生したりということは、基本的には民事裁判の第1審ではありえません。
証拠はすべて書類で提出します。いわゆる書証(しょしょう)です。内容は、立証しようとする内容によっても変わってきますが、数十ページの書類を用意するのが一般的です。
同じものを3部用意し、1部を裁判所に、1部を相手(原告 or 被告)に渡します。原本は自分です。裁判は、まったくIT化されていません。すべて紙ベースです。メールなどもプリントアウトして提出します。自分が単純にプリントアウトした場合、証拠能力は下がります(改ざんできるからです)。インターネットアーカイブなども証拠として提出したい場合はプリントアウトです。カラーか白黒かは証拠能力に差は付きません。

証拠として一番よく言われている「証言」、要は人の記憶に基づいた証拠を「人証(にんしょう)」といいますが、これも最終的には書証にします。証言の内容を記した用紙を作り、署名捺印してもらいます。普通は、弁護士、最低でも行政書士に作成してもらい、事務所のはんこを突いてもらいます。そうしないと、勝手に偽造できるからです(弁護士や行政書士はそういうことをすると職を失うので、その分信用が高いのです)。この費用は、行政書士で1ページ1万、弁護士だと3万~5万します。

たとえば、不良建築裁判とか、医療裁判の場合。不良建築なら建築士がサインしたもの、医療裁判なら医者がサインしたものを提出しないと証拠能力はほぼゼロになります。無論、建築士なり医師にお金を払う必要があります。ついでに言うと、医師(病院)はこれをすごく出したがりません。診断書ひとつでも、「裁判に使う」と言っただけで出なくなることがままあります。

200ページの書類を最終的に提出したとした場合、プリントアウト代として1ページ10円として200x3x10=6000円かかります。私は会社でプリントアウトしていましたが、このような離れ業ができない場合馬鹿にはできない出費となります。

書類作成も、自分ですればもちろん費用はかかりませんが、書類作成に時間がかかればお金をかけたのと変わりません。弁護士に委任するのは、法律の専門家であるということよりむしろ、自分の時間を節約するためであると考えるべきです。

2)訴状には印紙が必要、予納郵券というのも必要

訴える側は、裁判所に提訴するために費用がかかります。訴状には訴額に応じた収入印紙を貼ります(張らないと受け付けられません)。私は訴額140万円で12000円の印紙を貼りました。訴額が1億円だと30万円以上の印紙が必要です。プラス、4000円程度の切手を一緒に提出します。切手は、使われなかった分は帰ってきますが、微妙な金額ばかりなので郵便局を設けさせるためとしか思えません。通信費として5000円くらい現金で預託するようにすればいいのにと思います。

3)毎月1日(平日)、出廷しないといけません

口頭弁論というのが毎月開かれます。毎月と決まっているわけではなく、大体4週ごとに1回です。都合が悪いと日程調整を依頼できますが、あまり遅らせるのはもちろんだめですし、好きなように変えられるわけではありません。曜日は裁判所の都合で決まるので、変更不可能です。土日はやっていません。裁判って本当、サラリーマンには縁遠い制度です。私は毎月有休をとって計6回、口頭弁論に行きました。交通費は当然、自損自弁です。
証人などを呼んだ場合は出廷費用を原告ないし被告が負担することがありますが、原告自身・被告自身の出廷は裁判費用とみなされません。どんな遠隔地の裁判でも、交通費も出ません。当然日当も出ません。
営業職で業務中にいける以外のサラリーマンには有休をとって出廷するか、弁護士に委任するかの2択しかありません。賃金にもよるでしょうが、1日1~2万円くらいの出費に相当するでしょう。

これらを総トータルすると、まあよほど暇な人を除けば実質140万円の裁判で10万程度の費用はかかっている計算になります。弁護士に委任すれば、30万+出廷費用などの実費+成功報酬です。140万円満額取れれば2割の成功報酬で28万円です。総トータルは70~80万円くらいになるでしょうか。手元に残るのは50~60万円。これ、満額勝訴でですよ。一部勝訴とかだと厳しいですよね。

まあ、実際に出廷した人間からすると、弁護士にとって50~60万円という報酬はそれくらいもらわないとやっていけないくらいの金額だと思います(これ以下だと勝訴のために必死になれないでしょう)。

満額勝訴すれば訴訟費用を取り返せますが、上記のとおりせいぜい数万~10万円で、なおかつ別途債務名義を取得しないといけないので、請求しない人も多いと聞きます。

弁護士への成功報酬は「勝訴した時点」で発生し、「回収した時点」ではないことも割とポイントですね。

なので、弁護士案件は大体訴額に「精神的慰謝料」とかで上乗せしているケースが多いです。弁護士費用を相手には請求できないからです。無論、その損害の立証責任は原告にあるわけで、たくさんの証拠を提出しなければならなくなるわけで、さらに訴額がアップする要因になったりします。

うーむ。裁判するというのでにわかで借りてきた「民事訴訟の基本」みたいな本で勉強した知識なんで、かなり適当ですね・・・!

「批判するな」という山本翁

山本翁は、最近では自分の非を認めたのか、弁解はせずただひたすら「批判するな」を繰り返しています。

人様の批判をするようなサイトは止めろ!精神科に行け!

人に対して自分を批判するなといっておいて自分は人を批判する(「精神科に行け」に至っては批判なんて立派なものじゃなく単なる中傷ですが)、こういうのをダブルスタンダードと言います。世に言う「お前のモノは俺のモノ、俺のモノも俺のモノ ©ジャイアン」と言うヤツです。

こういう人は少なくはないですが、確実に世の中に存在して、そして分不相応な高い地位や給与をえていたりします。なぜだか、こういう「おかしい人」が何割かの確率で人事に気に入られて、出世してしまうケースがあるんです。シャープの元社長(現日本電産副社長)の片山幹雄氏などはそんな一人です。

この人がやたらと評価している「知性を磨く― 「スーパージェネラリスト」の時代」という本があります。

知性を磨く― 「スーパージェネラリスト」の時代 (光文社新書)

知性を磨く― 「スーパージェネラリスト」の時代 (光文社新書)

私はこの本は読んだことがないのですが、以下のURLに要約があるのでなんとなく内容は知っています。


なぜ、頭の良い若者ほど、 プロフェッショナルになれないのか?:日経ビジネスオンライン

はてブコメントを見るとそれこそ批判だらけなのでいまさら何をかいわんやなのですが、簡単に突っ込んで見ます。上記URLからの引用です。

例えば、ある新事業企画の会議。

ある若手社員が見事なプレゼンをする。同僚の若手メンバーは、感心しながら聞いている。
それは、環境ビジネスに関する新事業企画の提案。
実に周到に準備された提案資料。壁に映し出されるスライドには、この事業のビジョンや戦略、事業計画が、次々と見事なコンセプトで語られる。
冒頭は、地球環境問題についてのビジョン。海外の著名な環境思想家の言葉を幾つも引用しながら、格調高く、ビジョンが語られる。
次いで、事業戦略。これも世界的に著名なビジネススクール教授のソーシャル・マーケティング論が引用される。
さらに、事業計画。海外のビジネス雑誌の特集記事のデータなども引用しつつ、この新事業が、いかに有望な市場を狙っているものかを説明する。
さすが、旺盛な読書家で、いつも最先端情報を渉猟している彼らしい、該博な知識を感じさせる新事業企画のプレゼン。
その後の質疑においても、次々と、その該博な知識と正確な記憶力で、質問に答えていく。

いわく、「それは、米国の調査では、こう結論づけられています」 「この戦略は、いま、新たなマーケティング思想として、注目を集めています」 といった調子。

しかし、感心する若手メンバーの中で、一人、この企画会議を主宰する熟練のマネジャーだけは、先ほどから黙って聴いているが、あまり賛同している様子ではない。

そのことに気がつき、この若手社員が聞く。

いかがでしょうか?この新事業提案……」

そのマネジャーは、若手社員を見つめ、一言、穏やかに聞く。

「一つ、質問があるんだが、この提案書の中で、君が、自分自身の『経験』から掴んだものは、どの部分なのかな……

その言葉を聞き、一瞬、言葉を失う若手社員。
そして、その沈黙の中で、このマネジャーが、大切なことを教えてくれようとしていることに気がつく……。

ビジネスパーソンならば。誰もが、こうした場面に遭遇したことがあるのではないでしょうか?

(強調部分 by だいぶつ)。

この文章を読んだ人の意見は、面白いことに「年寄り」と「若者」で、きれいに二分されます。「年寄り」は上記の「マネージャー」に肩入れし、「若者」は上記の「若手社員」に肩入れします。私は、若手社員に肩入れしたので若いようです(笑)。

要約すると「そんな、資料やらネットやらで調べたような知識で何をほざく! by 年寄り」ということなワケです。「歳もとっていないのに偉そうに提案するな!提案は年寄りの特権だ。お前らの番が回ってくるまでおとなしく待ってろ!」ともいえます。ひとことで言うと「老害」です。で、よく考えると「自分自身の経験」という言い回しが、とても恣意的に使われているのですね。

Google Earthを知っている人がいればそれを思い浮かべてくれたら話は早いのですけど、海外旅行が趣味の人はいますか?海外旅行が趣味の方、あなたは全地球全ての国に行ったことがありますか?

多分、答えはNoでしょう。まあ、北朝鮮とかパレスチナとかそもそも行くのが難しいところは別にするにしても、どんなに海外旅行が好きな人でも全世界のあらゆる国を旅した人はほとんどおらずごくわずかでしょう。

鉄道ファンの伝道師のような方で、日本全国の鉄道を乗りつくしたという種村直樹氏の「次の目標」は「日本全国全ての駅で乗降する」という話だったのですが、それは達成されていないと思います。

で、ここでもう一度聞きます。「経験」ってなんですか。

ネットで調べたことも立派な「経験」でしょう。行ったことがない場所でも、いろいろ調べて「いった気になる」、こういう研究も立派な「経験」です。

行ったら行ったで新しい発見もあるでしょうが、現地に行く前にいろいろ調べておいたほうが逆に行ってしまったら知ることが出来ない発見もあるはずです。

ではここで私の好きな言葉を持ってきましょう。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
オットー・フォン・ビスマルク

むふーん。かっちょえー。

この言葉を知っている私にとっては、上記の田坂氏の話は「経験」にすがるしか能のない典型的な「愚者」(老害)のマネージャーが、「歴史」に学び新たな(挑戦的な)提案をしようとする「若手社員」をツブそうという試みにしか見えません。

私には、経験があるかないかなど、どうでもいい言いがかりにしか思えません。その提案が面白ければ、うなづけばいい。くだらないと思えば、くだらないといえばいい。だけど「お前には経験がないだろう?」なんて言い方は、卑怯じゃないでしょうか?提案に対し、面白いともくだらないとも評を下せず、ただ「お前には経験ないだろう?」と貶めることしか出来ないこのマネージャーにこそ、いったいお前はいままで何を「経験」してきたのだ、と聞きたいものです。

こういうセコいというか、出る杭を打つみたいなことを、無自覚に無謬にやらかしている老害どもに対して、腹立たしい気持ちでいっぱいになります。

残念なことに、日本の若者の中にはこういう程度の低い言説を信じてしまう人も何割かはいます。
だから、批判を止めるわけにはいかないのです。