隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

募金をしない論理

私は募金をしません。
たまに強制的に徴収されることはありますが、個人的に募金をしたことは高校生以来ありません。
理由は、募金をすること自体が、募金をする論理に反しているためです。

ものすごく大雑把な例で言うと、世界に超リッチなR国と超貧乏なP国の2つの国しかないと考えてください。
P国は貧乏なので産業も栄えません。なので、働ける人は皆R国に安い給料で出稼ぎに行っています。
R国人の大半は資産家であり、P国人をこき使って会社を経営し、儲けています。

この状況で「貧富の差を解消する」には、どうするのが一番よいでしょうか?
私は、R国人はP国人にもっとたくさん給料をあげるべきだと考えます。
でも、R国人はリッチなままでいたいはずです。だったらどうするか。

目くらましのわずかなお金をP国人に与え、今後も同じ給料でこき使おうと思うことでしょう。
この「目くらましのわずかなお金」がつまりは募金に相当します。
募金は「貧富の差を解消するもの」ではなく「貧富の差を維持するためのもの」なんです。

ちなみに、上記の例で自分が「P国人」と思った人も多いかもしれませんが、世界的にみると日本人の大半は「R国人」に相当すると思っています。

なお、上記は私が募金をしない理由を記したものであり、他の方々に対してどうこう言う意図はありません。