隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

【統合医療】「今年はインフルエンザが流行っています」

ここのところ、冬になると毎年のように「今年はインフルエンザが流行っています」とささやかれます。

私としては、いったい何をもって「流行っている」としているのかについて、甚だしい疑問を感じております。

そもそも、インフルエンザと言っても症状はただの風邪とそう大差のあるものではなく、インフルエンザと知らないまま治ってしまう人もたくさんいるはずです。本当の意味で「流行っている」事を調べるためには、毎年無作為に選んだ何万人かの検査をして統計的有意差が認められない限り安易に「流行っている」等と口にはできないはずなのですが、病院にかかりに来た人が多いとか、そういう表面的な事象のみをもって「流行っている」などと軽々しく喧伝する医師や医学者が多々いるのは憂慮すべき事態だと思います。

その背景は単純で、インフルワクチンが徐々に「売れなく」なってきているのです。
その理由も単純で、インフルワクチンは「大して効果がないくせに副作用は立派にあって、リスクとリターンの釣り合いがまるで取れていない」ということに、人々が気付きつつあるからです。

きっかけは、数年前、メキシコに端を発した「新型インフルエンザ」(当時は「豚インフルエンザ」などと呼ばれた)です。
この新型インフルエンザこそ「幽霊の正体見たり枯れ尾花」の典型と言ってもよいもので、WHOが「パンデミック」宣言したり、過剰反応した日本政府が無駄な航空機チェックをしたりしたものの、ふたを開けてみれば季節性インフルエンザと同等かそれ以下の毒性しかないウィルスで、実は大して対策しなくても大丈夫だったと言う話があります。

私も例にもれず(1年後くらいに)新型インフルエンザにかかりましたが、数年前にかかった香港型よりよほど楽だった記憶があります。また、香港型に比べると、タミフルの効きが悪かったような気もします(飲む必要はなかったと後悔した)。

これによって、医学者の言う「インフルエンザ対策」というものが実はあまり意味のないものであると言うことが徐々にわかってきました。医学者や、それに付帯する利権団体が、研究費欲しさに人々の不安心理を煽っていることにすぎません。

インフルワクチンに至っては、弱毒化したウィルスのほかにいらないもの(水銀や卵のタンパクなど)が含まれていてアレルギーの原因になったりするため、ワクチンを接種して得られるメリットよりデメリットの方が多いと言うのが最近の常識的な見解となっています。

「子供や老人は劇症化して死ぬことがある」等と言われますが、私が整体の先生に聞いた限りは「インフルエンザにかかっても、病院に連れて行かない限り死ぬことはまれ」ということです。
インフルエンザで死ぬ人の多くは、病院に行って解熱剤などの免疫反応を低下させる薬を投与され、結果としてウィルスの繁殖を助け、そして死にます

統合医療的には、インフルエンザにかかったら体に任せます。

「風邪をひいたら栄養を取る」とかいうのは、前近代的医学や前近代的栄養学といった間違った知識に基づくものです。「しょうが湯を飲む」「喉にネギを巻く」などは昔からある知恵で、一定の効果があると考えられます。

しんどくて何も食べたくなければ、何も食べないのが統合医療的な姿勢です。
だるくて何もしたくなければ、何もしないのが統合医療的な姿勢です。
寒気がすれば温かくするのが、統合医療的な姿勢です。

何事も体に任せれば、治る病気は勝手に治ります。体ではなく間違った知識に基づいて間違った行動を起こすので、病気をこじらせるのです。

もちろん、体に任せても治らない病気は治りません。ですが、そんな病気になることは非常にまれですので、普通の人はそこまで気にする必要はないのです。

ましてや、何が入っているかよくわからないワクチンなど、効果も立証されていないのに接種するのは愚かとしか言いようがないでしょう。

体の声に敏感でありさえすれば、どんな病気も勝手に治ります。
むしろ、風邪などを引くことにより体はより調子を整えるという面すらあります。
病気を「悪しきもの」と思う心こそが、悪しきものなのです。