隠すほどの爪なら無い

自分自身の、この自我というものが消滅することへの覚悟はできた。苦しみからの開放・・・。だけど、だけどあと少しだけ、続きが見たい…!

エッセイ

哲学的思考訓練 - ヘーゲルの弁証法

私は哲学をちゃんと勉強した人間ではありませんが、そもそも哲学と言うのは人間の知的欲求のスタート地点のようなもので、わざわざ「勉強」するような代物ではありません。 ソクラテスとかプラトンとか、そのような人物の勉強をするのは「哲学史」の勉強であ…

「方便」(ほうべん)とは

仏教用語に「方便」(ほうべん)という言葉が出てきます。 多くの人は「ウソも方便」ということわざで聞いたことがあると思われる「方便」という言葉なのですが、その意味を正しく理解している人はどれくらいいるでしょうか? どうも「ウソも方便」というこ…

貧困なる精神

タイトルは本多勝一氏の著書名ですが、今日は「貧困なる精神」について考えて見ます。 「しゃがむ姿勢はかっこ悪いか?」というエッセイが、一連の「貧困なる精神」著作の中に含まれるのですが、その内容を紹介します。 本多勝一氏が、田舎の田んぼ道を通り…

財政を蘇らせるには

ご存じの通り、日本は大赤字でいつ破綻してもおかしくないと言われています。 実際に破たんしたらどういうことになるかは私にもよくわからないのですが、あまりいいことは起こらないと言うことくらいは想像がつきます。 そして、一番簡単に日本の財政を再建…

「ホメオパシーは効かない」説への反論

いままで、いちいち面倒だし、このブログの趣旨にも沿わないのであえて反論しないでいたのですが、どうも私があえて反論していないと言うことに気づいていないような節がありますので、一応、反論してみたいと思います。 以下のURLをご覧ください。 (他にも…

水には薬効がない!?

以前、ホメオパシーのレメディは水と同じだから薬効がないと言うのを読んで、なるほどそうなのかなと思ったことがあったのですが、考えてみたら「水に薬効はない」という前提で書かれています。 では水に薬効がないことは証明されているのでしょうか? そんな…

論文はありがたいものだろうか?

よくコメントをしてくださるlocust0138氏は、某国立大学の農学部の修士課程を修了された方で、国際学会誌に論文が掲載されたことのある秀才だそうです。 その点に関して全く否定はしないのですが、氏はそのせいもあってか論文偏重主義で、論文になっていない…

情報操作について

震災以来、特に放射能関連で、デマともデマでないともつかない情報が出回るようになっています。 インターネットで、誰でも簡単に情報発信できるようになった悪幣でしょうか。今までであれば情報拡散のチャネルはラジオかテレビか新聞と決まっていました。こ…

大手企業の赤字決算の真意

世間ではシャープやパナソニックと言った大手企業が相次いで赤字決算を発表していて、驚いた方も中にはいるかもしれません。しかし、お気付きの方も多いように、これは別に驚くようなことではないのです。 そもそも、毎年黒字などという方が企業としてはおか…

ホメオパシー否定論と統計学のマジック

私は4年制大学の工学部を卒業した「工学学士」の資格を持っています。なので、科学で飯を食っているわけではないですが、一応「科学者のはしくれ」を自認しています。これは、別にえらそぶっていうわけではなく、科学のリテラシーを備えているつもり、とい…

正しいものは正しい

ほぼ哲学のテーマなのですが、最近(私の中で)病気の治療と密接に関連していることがわかって来たので、今日は「真理」について書きます。手に余るテーマであることは十分承知していますが、現時点での私の見解をまとめておきたいとおもいます。 何が真理か…

locust0138さんへのお返事

「少なくとも、私自身の体のことは私自身が一番分かっている(はず)」 ⇒それが本当ならば、病気になんてなりません。特に心の病気には。病気になってもすぐに治るはずです。これを「盲信」と言うのではありませんか? ただの思い上がりです。 医学も工学と…

募金をしない論理

私は募金をしません。 たまに強制的に徴収されることはありますが、個人的に募金をしたことは高校生以来ありません。 理由は、募金をすること自体が、募金をする論理に反しているためです。 ものすごく大雑把な例で言うと、世界に超リッチなR国と超貧乏なP国…

モラルとは

先日、良識派陸マイラーというエントリを書いたときに、何人かの方から(匿名の方が多かったので正確に何人かはわかりませんが)批判的なコメントがつきました。その多くのコメントの根底に潜んでいるのが「お前だってモラルなんてないじゃないか」「偉そう…

結婚式のお祝い金って

OKWaveなる教えて&答えるサイトに私は出入りしていますが、その中のやり取りで最近気になったテーマです。OKWave 交通費負担の場合、ご祝儀減額してもいいのでしょうか?この中の誰が私とは申しません(申せません^^;)。が、わかる方にはわかると思いま…

効かない水虫薬

四月になりましたなぁ・・・。ということで更新です。 暖かくなってきて、なんだか脳の調子がまた悪くなってきたような気もする今日この頃なのですが、週末が近づくにつれて気分が良くなってきたようで、単に五月病だったのか?みたいな感じです。 私はいろ…

募金は偽善か?

募金は偽善、とわたしがのたまっていた記事に、批判的なコメントがつきました。 これは、あくまで「わたしがそうおもう」ということに過ぎないから、ご立腹には当たらないというのはコメントしたとおりです。自分のなしていることが善いことだと思うなら、た…

あけましておめでとうございます(おせー)

ということで、新年明けて初の書き込みです。特にネタというネタもないのですが、友達に「更新してないなぁ」と突っ込まれたので、とりあえず更新・・・。実は、諸般の事情から昨年11月に会社勤めに戻りました。ということでトレーダーに関しては現在無期…

携帯音楽プレーヤーの買い替えで思うこと

最近、東芝の携帯音楽プレーヤーgigabeat X30を買いました。実は2年前からCreative MediaのNOMAD Jukebox ZEN NX(生産終了)という容量20GBの携帯音楽プレーヤーを愛用していたのですが、ひょんなことから壊れてしまいました。いろいろいじった挙句どうしよう…

じゃあ何ができるのか?

貧富の差をなくすために何ができるのか?私は何もできないと思います。生き残るもののために、死ぬものは死ぬべきなのです。それが私の普段から考えていることです。そもそも、ちっぽけな自分です。会社のシステムひとつ変えられない。いつも上司や会社のシ…

ホワイトバンドの功績

ホワイトバンドについては、主催者のページをご覧ください。これに対する反論についてはこちらのページをご覧ください。私は、この「ホワイトバンド問題」を通して、一つの考察をするにいたりました。「偽善」というものについての考察です。私は、自分が大…

ホワイトバンド買おうかな

と思い立って、ネットで調べてびっくりでした。ホワイトバンドについては、主催者のページをご覧ください。テレビ等でもCMをやっていますから、ご存知の方はご存知だと思います。最初、検索ワード「ホワイトバンド」で探したのですが、そしたら「ホワイトバ…

出会い系支払い拒否の顛末

とある方から、私がこのページで書いていた出会い系の支払い拒否の事についておよみになり、具体的なやりとりをお尋ねになられたので、メールを出したのですが、メールアドレスを間違えて入力されていたようで、メールが帰ってきてしまいました。この方法は…

正しい「反論」の作法

今回は、正しい「反論」の作法について考えてみます。 私は、自分の意見を他人に押し付ける気などまったくありません。それどころか、時間があれば自分の意見はこれでよいのだろうか、と内省をしています。ですから、人から「反論」を頂戴することは、非常に…

オークションのポリシー

わたしも善良なインターネットユーザーの一人ですので、たまにはオークションを利用したりすることがあります。 以前、とある有名質問回答サイトにて、オークションに関する質問があり、それにわたしのポリシーを持ってこたえたところ、一部(一人の?)回答…

Winnyと包丁

ファイル交換ソフトとして有名なWinnyの開発者が逮捕されました。 JASRACは「Winnyはピストル」などというふざけたコメントをしていたようです。JASRACには前からいい感情を持っていないのですが、馬鹿もたいがいにしろと思いましたね。 ピスト…

回転扉に挟まれた子供が死亡・・・。報道はビル・メーカーの責任ばかり追求

六本木ヒルズ森タワーの回転ビルに、子供が飛び込んで首を挟まれて死亡した事故が世間を騒がせています。 報道関係はビルやメーカーの責任ばかり追及していますが、とあるサイトで「親の責任は問われないのか?」という質問がありました。これに対する私の見…

ワン切りとNHK受信料

ワン切りについて、国民消費者センターが以下の様に記載していました。 (引用元は国民生活センター) (以下引用) ただ電話をしただけでは支払いの義務なし 「請求される」ということと「支払いの義務がある」ということはまったく違います。ただ電話をして、…

ゴーマニズム宣言と反「ゴーマニズム宣言」勢力について

小林よしのり氏著「ゴーマニズム宣言」シリーズが一斉を風靡しています(だから、ネタが古いって)。 別に同書を知らなかったわけでもないんですが、感化されやすい性質なのでなるべく近寄らないようにしていました。単行本の単価が1000円以上するという…